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SATOSHI
2021年9月27日 18:00
ロシア近代文学の創始者と呼ばれるアレクサンドル・プーシキンの代表作『大尉の娘』(1836)を40年ぶりに読み返してみた。昔読んだ本は家に残っていなかったので、いちばん入手しやすかった光文社の古典新訳文庫(坂庭淳史訳)を購入した。丁寧な注釈がついた読みやすい文章で、魅力的な登場人物たちが繰り広げる波乱に満ちた物語を久しぶりに堪能した。『大尉の娘』は、歴史上名高い18世紀ロシアの民衆暴動であ