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なんで(うちは)パパとママなの?〜LGBTQやら多様性について考える

子どもの笑顔を守るにはと常々考えていますが

「無償の愛情を注いでくれる大人が
身近にいること」

子どもが真に笑顔でいるには
なにをどう考えても
このこたえに行き着いてしまいます。

だって、子どもたちは
自分のことを丸ごと受け止め愛してくれる人がいるという安心感があるから
強く逞しく歩んでいくことができるんですもの。

その存在は
片親であろうと
血が繋がっていなくても
性差がなんであろうとも関係ないのですよね。

ベビーシッターをはじめて
いろんな地域のご家庭にお伺いするなかで

「それぞれの家庭のあり方」
を知る機会が増えました。

その中の一つに
同性婚があります。

LGBTQとはなんぞや?
の解説は
詳しくないので割愛させていただきますが

私がご縁のあった
同性婚のカップルのご家庭は
どこのご家庭も
一生懸命お子さまのことを考えてて
子育てをがんばっている
ごくごく普通の
応援したいわーと心から思える
素敵なご家庭。

遅ればせながら
同性婚でも子どもを授かることができるんだーフムフムと勉強しております。

一方、とあるご家庭では

「なんで○○ちゃんちはママとママなのに
M(うち)はパパとママなの?」

と子どもに聞かれて困ったというお話を伺いました

同性婚が認められているこの地域では
お子さまをお持ちのご家庭も多く
保育園にも
外国籍のお子さまなどと同じように
あたりまえのように
ママ&ママカップル、パパ&パパカップルのお子さまが多く在籍しているそうです。

なので
Mちゃんも
「○○ちゃんのママとマミー!」
と、その多様性を自然と受け入れているようなのですが

Mちゃんからふと
「なんでMはパパとママなの?」
と聞かれて困ったとのこと。

確かに。
同性婚について理解はしていても
自分が持ち合わせていない感性を
子どもにどう伝えるか悩みますよね。

その話を聞いてから
私なら子どもにどう伝えるか
ずっと考えているのですが

親の立場なら

ママはパパのこと好きになったから
うちはママとパパなの。
○○ちゃんのママはマミーを好きになったから○○ちゃんちはママとマミーなのよ。

先生の立場なら

大人になって
大好きー!って人ができたら
家族になりたいなって思うのよ。
Mちゃんのママとパパも
大好きだから結婚してMちゃんが産まれて家族になったんだよ。
○○ちゃんちもおーんなじ。

今ならこんな感じのこたえになるのでしょうか。
正しいのか?間違っているのか?
この応えで子どもが「そっか」となるかも疑問ですが…

産まれた国も
話す言葉も
文化も
年齢も
性別も

「みんな違ってみんないい」

この想いが子どもたちに届くように
これからもずっと考えていきたいなと思います。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

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