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注目度高まるカスタマーデータプラットフォーム(CDP)とは?

 サイトコアの広報を担当している朝比奈です。
今回はマーケティングやデータマネジメント、さらには意思決定層の中で関心が高まっているCDP(カスタマーデータプラットフォーム)について、広報の立場からご説明します。

メディアが注目するCDP(カスタマデータプラットフォーム)

4月15日付の日経MJ紙において日本企業のCDPの活用事例とともにCDPベンダーの1社としてSitecoreを紹介していただきました!(同記事は日経クロストレンドにも転載されています)
 
企業のウェブサイト、モバイルサイト、ECチャネル、ソーシャルチャネル、カスタマーサービスなど、様々なチャネルを通じてお客様とやり取りしたデータは、活用の仕方によって、顧客動向の把握やビジネス開拓に有効なデータを入手できます。また、サイトの操作性、オンライン・オフラインでのサービス向上、オンラインの顧客体験向上、ファン作り、製品品質の見直しなど、数多くの効果をもたらします。このMJの記事にはその有用性を認識した企業の事例が多数掲載されています。
 
CDPのようなソリューションを導入することで自社の製品に興味を持ったお客様に何を提案すべきかといった判断と、お客様にとってまた使いたくなるサービスを提供し、継続的に使ってもらうための方策を同時並行で進めることができます。
 
マーケターやデータマネジメントを担当する皆さんの中には、各チャネルにおけるお客様とやり取りしたデータは保管したままでは宝の持ち腐れですし、CDPの導入によって得られる効果は頭ではわかっている場合もあるでしょう。しかし現実は、データの入手、保管、管理において部署ごとにおこなれているため、データを共有できていないケースが多いのではないでしょうか? 

顧客体験の最適化とデータ活用

MJの記事では、CDPを提供する企業が増えることで、日本企業における「データ主導」のビジネスとマーケティングを推進するための選択肢が生まれます。自社にあったCPDを活用することで、顧客のデジタル体験の質が向上することが期待できます。
では、サイトコアが提供するCDPとはどんな特徴があるか、紹介します。

Sitecore CDPとは?

Sitecote CDPとSitecore Personalizeは、当社が買収したBoxeverの技術が基盤となっています。BoxeverのCDPは欧米を中心に高い評価を受けており、特に航空業界での多数の実績があります。SitecoreがSaaSベースのコンポーザブルDXP(多様なソリューションを柔軟に選択・構築できるジタルエクスペリエンスプラットフォーム)構想の中心的なソリューションとして位置づけられます。
 
Sitecore CDPは、顧客データの精度の高い分析、リアルタイムデータの活用、セグメンテーションが可能であり、顧客に対してパーソナライズされた情報提供を実現するソリューションです。Sitecore CDPはすでにエミレーツ航空、セブパシフィック航空などの航空業をはじめ、アライド・アイリッシュ銀行、アイリッシュライフなど多くの実績があります。
 日本市場においては2021年11月にSitecore CDPの提供を開始しました。

データ活用ニーズに合わせてCDPを選ぶ

CDPはマーケティング、データマネジメント、開発者、意思決定者層など、多様な部署がその導入を検討するべきソリューションであるため、私たちは各部署を対象としてCDPの有用性を解説しています。
 
たとえば、前回紹介したパートナーテクニカルイネーブルメントマネジャーの山本誠樹は、マイナビのTech Plusに寄稿しました。

彼の視点から実装のステップを含めたCDPの活用方法を説明したものです。

さらにコンサルタントの小川がDigital XにてCDPの寄稿しています。

 今後CDPを含むデータ活用のためのテクノロジーを導入される企業は、自社のデータ規模、データを入手するチャネルや統合したい他部署のデータなどを確認しましょう。そしてなによりも、どんな成果を出したいのか、ビジネス課題を明確にした上で自社に最適なベンダーを選ばれることをお勧めします。そしてSitecore CDPが御社の候補リストに挙げていただければ幸いで今