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自然の中に身を置くことで見えてくるメリハリのある仕事の仕方とは?

青森八戸でのワーケーションを楽しみつくす方法

皆様、こんにちは!ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷 征士です。私の会社の屋号であるブルーウッズは青森を表現しています。
 
私は元サイトコアの社員です。サイトコアを退職後、数社を経験し、2021年5月1日から自分のコンサルティング会社を設立し代表を務めています。2021年から縁あってサイトコアジャパンのセールスチームのコーチングおよびスキルアップのお手伝いをしています。今回はサイトコアジャパンのメンバーとして、私のワーケーションの体験をご紹介します。

塩谷 征士

前職ではマイクロソフト社に務めていました。その当時、コロナ禍でもあり上司のご理解を得ることができたので八戸の実家や、中心街のホテルに滞在していました。オンライン会議の内容によっては貸会議室やホテルを利用していました。しかし、街中の幾つかの施設の回線スピードがまちまちのスピードでWi-Fiが不安定な場合はスマホのデータ通信サービスを利用するなど、ワーケーションにはハードルが高かったことを覚えています。 

オンとオフのメリハリを身に着ける

“Workcation”という言葉の通りWork + Vacationなのですが、私の場合には八戸市が故郷ですからバケーション気分ということはありません。とはいえ仕事が終われば、昔から見慣れた街並みを歩き、地元の方言を耳にし、馴染のお店に寄っている間に仕事モードから気分転換が出来ます。

6月頃は日の入りが遅くなってきていることから、平日の夕方に仕事を早めに切り上げて、中心街にある本八戸駅からJRで鮫駅に向かい、海に面した蕪島というところまで行って夕陽を眺めなら海風に吹かれることも出来ます!贅沢な時間です。夕方にオンラインミーティングが入ることも多いのでいつもとはいきませんが、場合によっては蕪島の海岸でオンライン会議することもあります。オフィスでは味わえない、ビジネスのアイディアが広がる瞬間があります。人間の感性を研ぎ澄ますには場所も大事ですね。

仕事後に蕪島へ。18時頃の夕陽と蕪島神社の風景

私は基本的に東京近郊に居てもほぼオンライン形式で仕事をしているので、八戸市に滞在している間も仕事のスタイルは変わりません。現在、日本企業と海外企業の複数社のクライアントを持っています。クライアントの企業のチームメンバーの方々が、必ずしもオフィス勤務ではなく集まりにくいこともあるので、オンラインでの支援が必須です。

働き方のスタイルが増えることは良いこと

Workcationを「エスタシオン」というコワーキングスペースを拠点としたことで、一日のルーティンを決めて仕事をするようになりました。このコワーキングスペースは朝10時から19時までの営業なので、基本的にこの時間内に仕事を終わらせるように、時間配分するようになりました。自宅だと、夜にまた仕事すればいいかとなりがちです。東京でもコワーキングスペースを契約しているので、基本的に最近は自宅で仕事することは無くなりました。
 
私が複数拠点で仕事ができるのはオンラインでサービス提供が可能だからです。しかし、物理的対応が必要なケースではオフィスへ訪問する日程を組んだ上、東北新幹線で前日か当日に東京に入ります。東京までの時間は乗る新幹線によって停車駅が違いますが約3時間程度です。その移動時間を資料作成、経費精算や勉強の時間として使っています。
 
余談ですが、私がワシントン州に住んでいた2004年頃、友人達がブラックベリーやPalm Pilotなど、今のiPhoneが世に現れる4年前に流行っていた小型端末機器(PDA)をパソコンに繋げて、平日の夕方、海岸でバーベキュー前に仕事をして、それからバーベキューの準備をするのを見て、なんて贅沢でありながらもメリハリのある働き方をしているのだろうと思ったものです。その友人の子供たちは海岸に座って宿題を片付けていました。子供の時から遊びの時間と宿題の時間のメリハリが身についているわけです。同じ海岸で遊ぶ我が子を見ながら、反省したものでした。

イメージ写真です

八戸での快適なワーケーションを支えるコワーキングカフェ「estacionエスタシオン(駅)」

今年4月に八戸初コワーキングカフェ「estacionエスタシオン(駅)」(https://8estacion.jp/)がオープンしました!こちらはWi-Fiも快適でワークスペースとしても、カフェとしてもとても良い環境です。現在、八戸に来る度に月額会員契約して2週間から3週間ほどこのワーキングスペースで仕事しています。地元のビジネス系の方々とも繋がることができるので私にとっては一石二鳥の居場所です。

カフェスペース
ワーキングスペース

いい仕事に欠かせないおいしい食事

陸奥湊駅(エスタシオンから3.8km)近くに早朝6時から営業している食堂があり、そちらで朝食食べてからエスタシオンへ戻ってくるということも出来ます。また、普段、お昼はこの「エスタシオン」のカフェ飯か近隣の飲食店で食事をしています。たまに、八戸の近隣市町村で有名なカフェがこのコワーキングスペースに来てランチイベントを行ったりしますし、近隣飲食店の特別弁当が数量限定で販売されたりしています。これは、地元の地域経済活性化の一環でもあります。コワーキングスペースを訪れる人たちは地元の人ばかりではないので、特にビジネスで来られている方々には、夜にその飲食店に行ってもらう効果も狙っています。

早めに仕事を切り上げて、ちょっと足伸ばして八食センターという市場で夕飯食べようかなと思ったら、オンライン会議や地元の企業との会議以外の時間配分を気にしながら仕事の生産性を挙げて早目に終わらせるなどモチベーションも上がります。
 
毎週日曜日の未明から朝9時まで「館鼻岸壁朝市」という朝市が開かれ、漁港の岸壁に海産物や野菜、お惣菜から漁具のお店が出店します。数えただけでも80近くのお店があります。私はこの朝市に行き、屋台で朝食をとるのがエスタシオンで働く理由の一つです。

朝市の様子
朝からこんな豪華な海産物がリーズナブルな価格で食べられます

当然のことながら、一日の大半はコワーキングスペースで過ごしています。現在は複数のお客様先にオンラインでコーチ型コンサルティングを提供しているので、基本的にデスクでの業務が多くなりがちです。しかし、意図的に“シンキングタイム”と称してワーキングスペースの近辺を歩きながら、いつもと違う風景の中で色々と考えていると新しいアイディアがひらめくことがあるんです。 

土日の過ごし方

私の八戸でのWorkcationの土日の過ごし方ですが、種差海岸や白浜海岸までウォーキング、あるいはバスを利用して南部町や五戸など近隣の市町村を散策することが多いでしょうか。もう少し遠くの場合にはレンタカーを借りて八戸市から更に北にあるむつ市(松山ケンイチさんの出身地)、マグロで有名な大間、おいらせ渓流などに行ったりしています。

白浜海岸種差海岸種差海岸です。 白浜海水浴場も種差海岸も「エスタシオン」から10kmくらい。

 最後に

場所を変える、時間の使い方を変える、付き合う人を変えることは思考や気持ちのスイッチを変えると言われていますが、この三つを”Workcation”を通じて実行出来ているのではないかと感じています!この「エスタシオン」にいる朝10時から19時までは集中的に仕事が出来ます。1日の中でもWork&Small Vacationでオンオフをしっかり出来ることは、結果として仕事の質を上げると感じています! お読みなられた皆様、是非、八戸でのWorkcationをコワーキングカフェ「エスタシオン」を拠点にして体験してみください!