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宣伝的スキ

・noteにはスキって機能がありますね。
  Twitterだったり、インスタだったりのイイねみたいなもの。
 ぼくはこの機能スキですよ。
 だって、イイなって思ってくれたってことだし、
 スキってリアルでもあんまり言えませんから。
 それほど、スキって言葉は素敵だし、
 重い言葉なのかなって。

 そんな素敵な言葉も、宣伝的に使ったりもできます。
 特に、インターネットの世界だと。
 イイねしてくれた人は表示されますから、
 イイねすることは、宣伝と同じなんですね。
 自分を世の中のたくさんの人に知ってもらうためのスキ。
 それが、宣伝的スキ。

 こんなことを書いてるくらいには、
 宣伝的スキの有用性もわかっているし、
 それをする人の気持ちもよくわかる。
 だけど、なんとなくモヤモヤが生まれます。
 スキをされることは嬉しいことだと思っていたんだけど、
 ぼくは贅沢なことに、読んだ上でスキが欲しいみたいです。
 すごい贅沢なことですよね。
 自分でもわかってるんです。
 何言ってんだよ、リアクションしてくれてるだけでありがたいだろ。
 そういう心のぼくがいるんです。
 だけど、なんていうのかな、
 スキに疲れてしまいます。
 愛が重くて疲れる恋愛とは見た目は似ているけれど違って
 無関心の辛さを視覚化したような。
 スキの逆を感じちゃう。

 みてますよの合図なのに、
 よかったですよって合図なのに、
 それが、お前になんて興味がないになっている世界。
 そんな、宣伝的スキ。

覗いていただき、ありがとうございます。
好きな人に言ってもらえるスキな世界へ。

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