視点の解放

・ぼくは芸術大学と言われる部類に進学をしていた。
 そこで色々な考え、価値観を学んだ気がしている。

 そこで一番大きな学びは、視点の拡大である。
 視点の拡大と言ってもそんなすごい話ではなくて、
 常識を疑うということ。
 問題に大してさえ、疑問を持つということだ。

 イラストを持ってこい。
 そんなお題があった時に、
 普通の人は、自分の中にある当たり前のイラストを持ってくると思う。
 だけど、ぼくらは、そもそもイラストってなんだろう。
 そこから考え始める。
 まず、お題に疑問を持つのだ。
 そうすると、それぞれの解釈でイラストが発生する。
 当たり前のイラスト、イメージのイラストの話をするなら、
 平面に、絵を書いて提出するだろう。
 だけど、僕らの授業では、
 絵を持ってくるやつ、石を持ってくるやつ、ゴミを持ってくるやつ、
 いろんなやつが発生していた。
 それがイイと思う。
 そもそもの現実は、その人の中にある現実だし、
 答えは一つじゃないのだ。

覗いていただき、ありがとうございます。
一つの答えという思い込みを、視点で超えたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?