見出し画像

悪口との付き合い方について


愚痴や人の悪口はよくないし
愚痴ばかりの人には
近づかない方がいいというのは
誰もが知識として知っています。

ただ現実はどうかと言うと
人の悪口で成り立ってるかと思うような
グループが社会にいくつも存在します。

これはなぜかというと
共通の敵を作るということが
最も簡単に仲間意識を作れる方法
だからです。

これを国家単位で行うと戦争になります。
時に国家は国民に戦争をさせるため
団結をさせるために
仮想敵を作るような動きをします。

あなたも
誰か共通の「ムカつく人」の話で
誰かとの距離を縮めたことはありませんか?

逆に
自分発信で愚痴を言った時に
「そんなことないよ」と否定された時に
その人が正しいとわかっていても
なんとなく心の中で距離を置こうと
感じたことはありませんか?

人なんて自分が正しいと思えることを
100%行える人はいませんし
どこかしら逆のことを考えて
後ろめたい思いを
大なり小なりしているものです。

白か黒かではなく
そんな非合理的な気持ちになったことすら
受け止めてくれるような人の方が
「信用できるな」と思われるものです。

じゃあ愚痴を全て受け止めるのかというと
私は7対3ぐらいがいいと思っています。

どんな人格者でも複雑な思いを
抱えることがあります。
ただそれを真っ向から否定されると
意地が働いて捻くれた受け取り方や
被害者意識が芽生えたりします。

否定するのではなく
その人が感じた不快な思いや
それを感じた経緯などを聞き出して
整理してあげると
聴いてくれたその人は勝手に反省して
「私も悪いところがあったかもなぁ。
 次は歩み寄ってみようかな。」と
前向きな判断をすることができるようになります。

不快な思いを感じることや
発散すること自体が悪だとは思わないからです。

ただここで7対3と伝えたのは
基本的には自分の落ち度も省みることが
出来るぐらい自己責任能力がある人に
対しての話であり

いつまでたっても他責思考で
どんな時も愚痴を言ってるような人は
距離を置くべきかと思います。

あなた自身も
基本的には人前ではポジティブ発言であれば
たまにネガティブなことを言うのは
周りも許容してくれるでしょう。

常にポジティブで自責思考で
愚痴を誰にも対しても一つも
言わないというのは理想であって
現実ではないと思っています。

私が思うこの7対3の
ポジティブネガティブの比率は
人から最も愛される比率だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?