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高校の時に見た「終末式」という夢の話

※少し怖い話です。


今から20年ほど前になる
高校生の時に衝撃的な夢を見ました。

その時まだ存命だった祖父と祖母が出てきました。

祖父と祖母はシニア用のパーティードレスとスーツを身にまとい何やら結婚式のような雰囲気です。

集まった人々は花を持ち寄り
最初はみんな盛り上がって
楽しそうにしていたのですが
終盤に近づくにつれ
すすり泣く声が聞こえてきます。

そしてプロジェクターに
二人の生い立ちや今までの人生が
映し出される中
ほとんどの人々が泣き崩れています。

祖父や祖母はたくさんの人に見送られ
華やかなその衣装のままで
ガス室のようなところに入っていきます。

私はここでハッと目を覚ましました。

それと同時にゾッとしました。
「なんてリアルな夢だろう」と。

少子高齢化についての問題は
この頃からもうすでに囁かれていました。

近い将来若い世代が支えきれないぐらいの
高齢化により日本の崩壊が進むと

それは医療技術が進歩した成果でもあるものの
死にそうで死にきれない人も多く生み出しているという現状が有り
いろんな倫理的な問題がある中でも
切羽詰まってくると
日本は段階的に安楽死の基準を緩めてくるのではないかと高校生の私は予想していました。

そうなると高齢者たちは
自分の人生最後のセレモニーを
より苦痛の少なく満足度高いものにしたい
と考える思想が増え
それを狙ったビジネスが
出てくるのではないかと考えたら
その夢が近い将来を
暗示してるように感じられたのです。

私の祖父や祖母は
その後10年後と20年後に
病死のような老衰のような形で
生涯を終えるのですが

遺影を美しく残そうとか
生前葬とか
終活ビジネスは現に存在し
それを大人になって知った時に
私はこの時の夢をまた思い出したのです。

現段階では夢に出てくるようなことは
行われていませんが

ジョージアガイドストーンという
アメリカで突如として登場したモノリスに
自然と共生して暮らしていけるように
人間を5億人まで減らす

というようなことが書かれているらしいですね。

ここ数年のSDGsに対する異常な温度感の高まりに
それが全くないとは言い切れない雰囲気です。 

ひょっとしたら
夢で見た「終末式」は
私の人生の終わりを暗示していた
ものかもしれませんね。

今回は少し都市伝説みたいな話になりました。

信じるか信じないかはあなた次第です。

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