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資本主義とバランス

社会人になってこの方
営業や販売ばかり
行ってきて10年以上が経ちますが

昔ほどは頑張らずに
それなりに毎月インセンティブを頂けて
順風満帆に過ごしている
私にとって
「資本主義」というのは
居心地が良く
好ましいものです。

ここ数年が
そういう風にうまく行っているのは
考え方の部分が大きく
自分たちが潤ってこそ
 お客様にいいサービスを提供できる。
 そしてお互いがWINWINになる。

というビジョンを描けているからです。

どちらかが搾取される営業なんて
サステナブルではないからです。

ただこの動画を見て
私の頭の中はまだまだ
お花畑だったんだなぁと感じました。

原さんの動画は
営業や販売を行う私たちとは
逆の観点の世界を見せてくれるので
勉強になりますし

数字で視野が狭くなりがちな
営業職の方に関しては
逆に見てほしい内容です。

「営業」というのは
多面的な視野で物事を考えることも
非常に大事な仕事だからです。

元々NPO法人で働いていた
原さんは経歴から
そんな私たちの逆を行っています。

「お客様も私たちもWINWINに
 なればいいな」
と思っていた私たちに
この動画の内容はややショッキングな
影響を与えます。

一日18時間労働で
週に一回の休みしかなくて
基本給が無しで
1着6円て。。。

そんな職場でどんなに頑張って
働いたとしても
私の感じるような
幸福感は得られないでしょう。

そして現代の日本に住んでいる限り
ここまでの劣悪な労働条件で
働くことなんてあり得ないでしょう。

この時代になってさえ
日本から一歩外に出ると
そんな劣悪な環境で働いている
人がいるなんて。

そしてここまでではないにしろ
日本でも貧民層とされる人たちこそが
このファストファッションの
ターゲット層になっているという
悪循環。

解決の糸口の見えなさに
途方に暮れてしまいます。

もはや体育会系の営業職における
「やれば出来る!」
とかではないのです。 

こんな壮絶な社会問題
私たちが知って
少々の不買運動や
募金をしたことで
なんとかなるのか。

ただそんな感想を抱く私たちの
心を先回りするように原さんは言います。

「微力ではあるが無力ではない

世界の不条理な社会問題に
途方に暮れる私たちに
必ずこの言葉を残す原さんには
いつも心から尊敬してしまいます。

いつだったか
聞いたことがあります。

資本主義と民主主義は
 相反する思想だ。
 だからこそどちらともが
 行きすぎないように
 矛盾した二つの考えを導入している。
」と。

それがこの国日本なのです。

だから上記のようなことは
日本では
ほとんど起きていない
もしくは
大幅に改善されているのだと思います。

だからこそ
私は自分と同じ
資本主義に寄りがちな
販売とか営業をする人たちにこそ
この原さんの動画を見てほしいと
思っています。

私はこれからも
原さんの動画は
身近な人に拡散すると思います。

「微力でも無力ではないのだから」


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