見出し画像

最近を振り返る

 そういえば、note始めたとき、二次創作のあれこれを書こう~~とか思っていたのに、気づけばほぼそんなこと書いていなかった。

 今回は、いろいろ振り返ってみることにした。

 私が小説を書き始めて、もう一年半くらい経つ。はじめのうちは、書けば書くほど、書けるようになっている実感があった。支部の閲覧数も、ブクマも書くたびに上がっていく。数百字だった小説が千字を超えるようになって、支部で感想をくれる人もいた。その後、ジャンルを変えたりしながらも、少しずつ上がる評価に自分の文章の上達を感じていた。しかし、突然それはやってくる。成長の頭打ちだ。偉そうに書いているが私は特段うまいわけでもない。でも、自分の中で感じていた成長が感じられなくなるときがくる。これは、上達しているのか?もうこれが限界なのか?そう思う時期がやってきた。

 その頃、私のTwitter創作用アカウントは作って一年が経ちそうな時期だった。しかし、一年経ってもフォロワーが0だった。これは割とつらかった。壁打ちと思って、いろんなジャンルを書いたり、いろんなことをいったりできる気楽さはあったが、やはり好きなジャンルの人たちとの交流は憧れる。いいねをもらったり、RT先で感想を言ってくれる人もいたが、フォローしてくれる人はいなかった。今思えば、そういった人たちに積極的に話かけたり、自分ももっといろんな人に感想を送る等、行動するべきだったのだろう。しかしコミュ障もあいまって、なかなかできずにいた。そして、フォロワーが0なアカウントからフォローされても気持ち悪いだろうと思って、自分からフォローすることも少なくなっていた。そんな沈んだ気持ちで、気分転換に別ジャンルの短い小説を書いてみた。そしたら、なんとフォロワーができた。しかも、この初めてのフォロワーさん、めちゃくちゃいい人で、わざわざリプで感想までくれた。涙がでそうだった。ほんとに天にも昇るとはよく言ったもので、舞い上がるような気持ちだった。ちなみに、このフォロワーさん本当にいいひとで(二回目)、今でもリプで丁寧な感想をくれる。本当にありがたい。今は、同じ小説書きとして、交流していただいている。ありがたい。そこから、少しずつフォロワーが増えた。

 ここで、フォロワーという目標をひとつ達成して、また上達の問題が戻ってきた。いろいろ問題はあるが、とにかく語彙力と表現力を磨きたい。そこで、以前おそらくnoteで読んだ方法を試してみることにした。3か月、自分がなりたい文章の本と、自分が使わない語彙を使う本を毎日10分ずつ交互に写す。そして、その3か月が今週終わった。その成果があったかはわからないが、今日までにフォロワーが10人を超えた。実は、はじめのフォロワーさんができてからも数か月はその人だけだった。今、10人を超えるフォロワーさんができたことが、半年前の自分には到底信じられないことだったし、あの時の自分に言いたい。諦めるな。半年後に、お前はいいフォロワーさんたちに囲まれている。本当に、やめずにここまで来てよかったと思う。フォロワーさんの話を、友人のオタクに話したら、「そんなフォロワーめったにいない。それ本当に恵まれてるよ」と言われた。感想くれるひとたち多いし、何よりフォロワーさんたちが書く話も本当に素敵なのだ。好みなのだ。

 前に、二次創作をしていることを友人に話したとき、読まれることがうれしいのか、反応をもらうことがうれしいのか、感想がうれしいのか、ということを聞かれた。当時は、フォロワー0の頃だったし、読んでくれるだけでうれしいし、感想まで直接言われることは少なかった。でも、欲張りかもしれないが、今は全部がやっぱりうれしい。人の解釈を見て、自分の解釈を書く。それを誰かが見て、また何か言ってくれる。二次創作って楽しいな、と思う。

 結局、3か月の写経で上達したかどうかは、今、友人のオタクにジャッジを頼んでいるのでまだわからないが、オタクとしての近況報告でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?