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ペルソナコラボビュッフェに行った

2023.03.12

 「エスクリ×ペルソナ  ようこそベルベットルームパーティーへ」に参加してきた。自分に対する本気の卒論&就職&卒業祝い、第一弾である。
 会場は神戸会場、六甲アイランドにある「ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾート」だった。

 ペルソナ3において、基本的に舞台となるのは「辰巳ポートアイランド」である。このモデル、ゆりかもめ付近の各所と思いがちでもあるのだが、実は「新興の人工島」ということから六甲アイランドや六甲ライナーもモデルなのではないかとされている。なるほど、だから神戸会場、アラモードパレなのか。

開始前から感動した

 19時になり、スタッフさんが会場まで案内してくれることになった。披露宴会場の1つ、「メゾン グラース」に入場する前の部屋で受付をするらしく、煌びやかな中庭を経て到着した。

待合室も凄い

 受付の時点で、ペルソナを合成・アイテム化するための精神と物質の狭間の部屋「ベルベットルーム」で流れるbgm「全ての人の魂の詩」が聞こえてきた。

グッズの展示も素晴らしい

 そして、今回のコラボグッズが素晴らしく魅せるようなレイアウトで展示されている。凄い、こんな感じのサイズ感とデザインなのか……。

 QRコードによる受付を済ませると突然、受付の横の扉が開かれる。入口そこだったんだ、という呟きは音になる前に、目の前に広がった光景によって消えた。

すっっっっっっごいよ!!!

 一面、群青の光に染まった部屋。緑のような光が散らされているその空間と、空間内に響く「全ての人の魂の詩」。圧倒的ベルベットルーム。普段は耳から聴く筈のbgmが、目に、全身に思いっきりぶつかってくる。

立ち姿だけで分かる。最高であると。
きゃっっっっっわ

 デフォルメのキャラパネルも、全身キャラパネルも、青い暗闇の中で存在感を放っていた。
まだ開始まで30分もあるのに、最高に感動した。

最高の群青色空間

 スタッフのお姉さんが近づいてくる。「どこに座られますか?」と、人気席らしい2箇所を教えてくれる。それではと、キャラクターパネルが近くに見える、移動の道幅に苦労しなさそうな場所を選んだ。

来場者特典がテーブルの上に!

 さすが結婚式場……と感動したので、そのままスタッフのお姉さんに話しかける。「最高ですね、感動しました……!」とか、「事前に参加者レポ見てきたけど、想像を遥かに超えている」とか、「他の方のレポに頑張ってるみたいなこと書かれていたけど、正直期待以上すぎて圧倒されている」とか。思った感想はプラスであるほど、惜しみなく相手に伝えるべき。

 一通り話しきった後、そういえば受付にあるグッズは撮影していいのかと質問した。OKを貰ったので、嬉々として撮りに行く。先程の写真が、その撮影したものである。

 グッズの写真を撮影させてもらって数分後、照明が少しずつ付き始めた。来場者特典のカードを反してみると、2パターンのキャラクターイラスト。
 こんないいもの本当に頂いていいんですか?ありがとうございます。

ファーストドリンクは青色で

 照明が付いたことによって、暗闇の中待機していたキャラパネル達が鮮明に見えるようになった。わぁ、照明の当たり方も相まって最高すぎるではないか。

かっこいい、スタイリッシュすぎる

 P4主人公が照らされすぎて、撮影するたびに光る光る。流石は番長くん、堂々とした姿が持ち前の美しさをより増大させている。

かっっわいい

 SD版の彼ら、とってもかわいい!魅力そのままに可愛さがマシマシしてる。右から2番目の人、相変わらず「らしい」けど……。

 ところで、私たち以外の参加者が誰1人として来ない。開始10分前、5分前……時間はだんだんと過ぎていって、とうとう開始時間の19時30分を迎えてしまった。「本日は~」と、スタッフさんのアナウンスが聞こえてくる。……えっ?

コラボビュッフェ、スタート

 遅れてくるのかもしれない、と、とりあえず私たちはコラボビュッフェを楽しむことに決めた。

準備万端

 最初はスイーツに先立って、まずは軽食を好きな量だけ取るらしい。メニューはカレーに唐揚げ、それとフライドポテト。事前レポで「スイーツは腹に溜まる」と聞いていたので、バランスよく、少なめに盛り付けることにした。

どれも美味しかった……

 カレーが美味しい。作ったのか、レトルト系なのかは分からないけれども、深めの味がするカレーだった。唐揚げはカリカリとした感じで、ポテトも塩みが若干きいている気がする。

この映像はP3Pオープニング

 開始してからは、ペルソナシリーズの3から5のオープニング映像が映し出されつつも、日常bgmや戦闘bgm、オープニング曲が次々と流れていた。

 さて、他の参加者がいない件については、ここで疑問が解消された。軽食を食べながら会話をしている自分たちに、スタッフのお姉さんが近づいてくる。
 「実は、今日の参加者はお客様お二人だけなんですよ。」へぇ、今夜の参加者は私とM氏だけか。……はい!?
 今日は日曜日で、社会人は明日から仕事。だいたいそんな事情で、日曜日の夜は元々少ないらしい。今日の昼は満席だったみたいだが。まあ、日程変更云々そういうことで、貸し切り状態になりましたと。ふぇぇ……。

満を持してスイーツ登場

 ということで、そんな疑問も解決したところでスイーツが運ばれてきた。凄い、あのウェブサイトとかでしか見なかったコラボスイーツが目の前に並んでいる……!

ディスプレイ用のスイーツ

 まずはペルソナ5をイメージしたスイーツをいただくことにした。種類は3つ。ジョーカーのラズベリーシュークリーム、特製ティラミス、予告状ロールケーキ。

ペルソナ5のスイーツは赤を基調としている

 シュークリームは皮が土台部分と蓋の部分に分かれているタイプのものだった。確か、蓋役の皮でクリームを掬って少しずつ食べて、最後の方は丁度いい分量になった土台とクリームを食べていくんだったっけ?少し酸味があるようなクリームで美味しかった。
 ティラミスはオレンジ風味もしたので何か入っているんじゃないだろうか。味が結構好み。上に被さっている、チョコレートのようなものが少し不思議な食感だった。
 予告状ロールケーキも美味しかった。黒い生地に赤いクリームがある上に、金色の丸いものでいい感じの見た目になっているのが最高だと思う。どれも美味しかった。

 次に、ペルソナ4をイメージしたスイーツを楽しむことに決めた。こちらは2種類。おいしいムドオンカレー風リオレ、クマ 棒ムースのケーキ。

ペルソナ4は黄色がイメージカラー

 まずはリオレ。……P4女子勢が9割ほどメシマズでしてね、本編中に林間学校でカレーを作った時にカレーからかけ離れた何かを作ったんですよ。いわゆるムドオンカレー。ムドオンは魔法スキルで「敵を高確率で即死させる」ものなんですが。まあ、そういうことなんですが……リオレは即死の味はしませんでした。ただ、リオレというものを知らないからなのか、白い部分が米をイメージしているからなのか、食べた感じ少し不思議なところはあったけれど。ルーをイメージした部分はさつまいもの味がして美味しかった。
 次に棒ムースのケーキ。これが本ッッ当に美味しい。どうしたんだクマ!?美味しいよクマ!!!今までの4種類を遥かに超える味でとてもよかった。レシピが欲しい。

 最後に、ペルソナ3とベルベットルーム。ペルソナ3からは2種類、タルタロス風モンブランと召喚銃オペラ。ベルベットルームからは、ベルベットルーム風ヴェリーヌ。

ペルソナ3は青色、ベルベットルームは深い青

 召喚銃オペラは抹茶の層がある?上のチョコレート部分がP5ティラミスのように不思議な食感だったけれど、オペラの味そのものはとてもよかった。美味しい……。
 タルタロス風モンブランはモンブランであるんだけれども、少し不思議な風味。まあ、モデルとしているタルタロスそのものが不穏で不思議な場所だからなあ。それと、青みのあるクリームってなかなか見ないかもしれない。
 ヴェリーヌは青色がとても綺麗だった。美味しかった。

 うーん、クマの棒ムースケーキがいちばんおいしかった。ふとした瞬間にもう一回食べたくなる、ケーキとして一番優勝しているような味。
 勿論、棒ムースケーキを中心としてお代わりもした。こんな美しくて素敵なスイーツは食べるしかないじゃないか。カロリーとか気にしていられない。

魅力がさらに増してしまった……
iPhone撮影版も付けておこう

 一通り食べていると、スタッフさんがSDキャラパネルを移動してくださった。全身キャラパネルの、それぞれの前においてくれる形で。とってもセンスのある置き方すぎる……!ありがとうございますと一言かけてから、ありがたく一眼レフで撮影することにした。
 それぞれのパネルも良かったけれど、一緒にするともっと良くなりましたね……。

グッズ購入は悩みがち

 いい具合にスイーツを楽しんだ後、物販の案内が来た。最初の受付をしたところで(事前に注文数を記入していた)紙を渡して支払うらしい。ミニクッションの誘惑にやられそうになたりしつつも、5つを購入することにした。
・P4アクリルスタンド
・P4アクリルスタンド(SD)
・缶バッジ(P4を2種類)
・等身ブランケット
 出費、9千円と少し。魅力的過ぎるから……。

会場のbgmにココロオドル

 先程軽くbgmの話題に触れたが、やはり語りきりたいので改めて記載しておく。

 最初はShadow World、P4G版のオープニングが流れた。とってもポップな感じの曲で、主人公たちが本編中に追うのが殺人事件であることを忘れそうになるほど。この曲は私も大好きなのだが、追加要素版のP4Gではなく無印とされるP4のオープニング、Pursuing My True Selfのほうが大好きだったり。一番はエンディングのNever Moreです。

 Colors Flying Highも流れていた。P5Rのオープニングなのでアトラスの公式Youtubeにムービーは投稿されているのだが、この曲もとてもいい。追加キャラクターである芳澤さんが雨の中傘を持って踊りはじめたところが印象的だった。オープニングムービー的には個人的好みが無印P5の方。パッケージデザインも無印の方がイラスト的な意味で好み。だけど、P5Rのキラキラ具合も大好きなので……。

 P3Pのオープニング、Soul Phraseも流れたような気がする。この曲に関してはオープニングムービーの雰囲気の違いなのか、断然、無印P3のBurn My Dread派。どちらともいいのだけれどね。P3Pは少し放置しておくとP3のオープニングを流してくれる(上2つについてはムービー集で見れる)。

 P3PからWay of Lifeも流れた。女性主人公選択時の日常パートbgmだった気がする。ちなみに男性時はWhen The Moon’s Reaching Our Stars。どちらもおしゃれでかっこいい。P3の場合は女性主人公と男性主人公でコミュ(交流)相手が変化するところが面白いと思う、P4とP5ではそういったシステムが無いので。ただ、男女どちらであっても行きつく結末は同じ。奇跡だねえ。

 P3、全ての人の魂の戦いも流れた。キミの記憶と並んで悩むけど、私としてはこっちの曲の方が一番大好き。ベルベットルームbgm「全ての人の魂の詩」のアレンジにして、P3ラスボス戦の曲でもあるし。最初に聞いたときはサビの部分で震えて感動しちゃったレベル。シチュエーションが文字通り、全ての人の魂に関係した戦いだものね……私はこのラスボス戦攻略に1時間かかりました。HP0にしたと思っても、タロットカードになぞらえてフェーズが13段階まで移行しちゃうから。作曲者は目黒将司、この人新人研修中に「全ての人の魂の詩」を作って、P3で本人が「全ての人の魂の戦い」として正当にアレンジしちゃったんですよ。この曲を作った目黒将司氏は本当にやばい、流石大明神だよ……。

フォトスポットへ

 グッズを入手して少し落ち着いてから、スタッフさんが声を掛けて来てくれた。どうやら、今からフォトスポットに案内してもらえるらしい。
 少し歩き、真っ暗な部屋に通された。暗闇に少し目が慣れた頃だろうか、スタッフさんが二人、目の前に来た。そして、自分たちの前にあった扉を両側からバッと開き始める。

何か胸のあたりまで上がってくる心地がした

 刹那、再び目の前に広がる群青色の空間。美しい色の先に、4つの影が見えた。2度目の感動である。凄い……!
 感動の高波が落ち着きかけてきたころには徐々に照明が灯り始めていた。

 ビュッフェの部屋にあったものと異なるのが分かるだろうか。こちらの彼ら、いわば「大きくなったアクリルスタンド」である。胴体部以外が透明なのだ。……お会いできてうれしいです。

 照明が完全につき、素晴らしいフォトスポットが完成した。すっごく良い!

 まさか、チャペルという場所でこんな経験をする機会があるとは今まで思ってもみなかった。一人一人が魅力的過ぎる。絶対彼らは全ステータスがMAXだろう、特に魅力。4に魅力のステータスは無かったが、あとの3人は左から「カリスマ」「美しき悪魔」「魔性の男」に違いない。
 好きなように近づいて、好きなように写真を撮ってもいいらしい。……では、遠慮なく。

 全員、立ち方がまず良い。それぞれがかっこよく、かわいく、魅力的な立ち方をしている。表情も素敵すぎる。当然だが顔が良い。その上に、各自が身につけている衣装のデザインが良すぎる。そして、似合いすぎている。良い顔の素体に良いデザインの服って当然のようにマッチするんだなあ。

 どちら側から見ても目が合うのが面白すぎる、と思ってみていると気が付いた。彼らの胸元(ハム子はバッグチャーム)にあるボタンが、P3勢だとコロマル、P4だとクマ、P5だとモルガナになっている。細部までこだわられていて最高じゃん……。

 パシャパシャと心ゆくまで撮影させてもらい、チャペルのフォトスポットをあとにする。こんないい場所を用意していただいて本当にありがとうございます……。
 と、ビュッフェの部屋まで戻る途中でまた良い場所があるということで。

 こちらでも撮影させていただいた。

 さりげなく主人公に混ざる足立透。彼のアクリルスタンド、官庁訪問の合間にセガコラボカフェで自力で引いたんですよ。神引き。

 等身アクリルスタンドを開封してみた。うーん、良い。

 こっちはこっちで……

 じわじわとこみあげてくる面白さがある。どうして君はいつもそうなんだい。

楽しい時間は有限である

 ……という感じで、撮影に撮影をしていると時刻が21時10分頃になっていた。良い頃合いだと思い、元のビュッフェに戻る。残り少しだけいただくことにして、お腹もいい具合に膨れてきたところで自分はスイーツを止めることにした。
 ちょうど、スタッフのお姉さんも締めの挨拶を始めた頃だったので良いタイミングだったんだろう。

 メニューを兼ねたカードはこの場で撮るほうが一番良いだろうと思って撮ってみた。M氏がスイーツのお代わりをしていて、最後まで楽しんでいた。お互いに来れてよかったね。

来場特典がやっぱり素敵

会場付近も素敵だった

 21時30分、閉場。スタッフの方々にお礼を言って会場を去り、建物から出る。

良く分からないけどなんかすごいかも

 少し歩いてからア・ラ・モードパレを振り返ってみた。

 こんな高貴そうな入口から入って、ビュッフェを楽しんだんだよなあ……。

立派な会場すぎる

 いや、本当に貴重な経験をしたんじゃないかと思う。結婚式場でビュッフェって基本的に開催されてないよね……?そもそも、結婚式場自体、頻繁に足を運ぶ場所ではないような……。

 会場の景色もそうだけれど、会場付近の夜景も素晴らしかった。本当に今回、来れてよかったと思う。今度は六甲アイランドに宿泊してみるのも良いなあ。たぶん宿泊施設とかあるだろうし。

 さて、ずっと余韻に浸りたいところだが、まだ神戸メメントスの続きが残っている。できる限り攻略しておきたいので、メメントス再開と行こうじゃないか。

【追記】P4キャラ達のパーティー衣装が見たい、心の底から。

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