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マインドフルネスを「日常に取り入れる」ことにより人生の新しい発見をする

1日 1回の瞑想を実施で、それで「ふぅー今日も出来たよしよし」と満足してました。しかしとある日マインドフルネス関連の記事にあった「日常にマインドフルネスを取り入れてみる」という内容を見てハッとしました。確かに日常生活においてマインドフルネスってあまり意識してなかったと。瞑想してる感覚を日常生活でも取り入れたええんちゃうかと思い、試しに考えうるマインドフルネスを実践してみました。

①マインドフルイーティング(食べる)


これはマインドフルネス実践の中ではよく言われる部類だと思われます。少し奮発して買った「マグロの中トロ」をマインドフルに食べてみました。スーパーのお刺身なんでそこまで期待してなかったのですが、「あれ、こんなにおいしかったっけ?」と思った以上に感動しました。普段感じなかった思いを経験をすることがわかりやすく実践できたので良い経験になりました。

②マインドフルシャンプー(洗髪)


歯磨きなんかマインドフルにやると聞いたことありましたが、僕はこっちの方が好きです。30代後半にもなると頭皮事情が気になり頭皮マッサージは入念にやりたいと言う気持ちとマインドフルネスが合致し、早速入念なシャンプーライフを始めることになりました。指で頭皮をマッサージして洗う感覚に集中する、流すお湯、顔・体に伝って流れるお湯にも意識を向ける。最近では結構癖になってて洗面台に座った瞬間に「集中するんだったな」ってスイッチが入るようになりました。考えてみると今までは自分の想念があちらこちら別のとこに行ったまま、結構いい加減にシャンプーしてたなって実感してます。今ある資源(髪)に感謝しつつ自分を労る気持ちで今後も続けたいなと思いました。

③マインドフルドライビング(車の運転)


アクセルを踏む足先、ハンドルを握る手、シートに腰かけたお尻などに意識を向ける。もちろん前の車や周りの様子などは見ながらも、普段沸き起こる妄想や感情が
湧き出たら足先や指先に意識を戻す。高速道路などの単純な道のりが続くところ方がやりやすかったです。これの効果として実感できたのは、いつも通る風景に新しい発見があったり、朝日が異常にきれいに見えたりしたこと。なんだか日常により楽しみが増えたと感じました。

④マインドフルリスニング(聞く)

これも日常のマインドフルネス実践の中では聞く機会の多い物だと思います。SIYで言う「気前の良いリスニング」や「アクティブリスニング」なんて呼ばれてますよね。基本的なものであり、しかし王道の方法と思っており実践しましたが奥深いと感じました。相手の会話を聞くことに集中し、自分の思いは一旦置いておく。相手の会話、ゼスチャーを呼吸瞑想時の自分の呼吸を感じるかのように意識しながら聞くことを意識しました。でもこれは思った以上に自分の想念がしゃしゃり出てきて、わかってはいても制御出来なかったと反省してます。効果を強いて言うなら、相手が気持ちよく話してるなということがたまに感じたぐらいでしょうか。ただ、これを極めたら自分にとって良い方向に行きそうな可能性を感じたのと、性格的に人の話をじっくり聞いていくことを大切にしたいので、これは今後も心がけて行きたいです。

⑤マインドフルトレーニング(筋トレ)


趣味で筋トレするのが好きなのですが、筋トレ中でも思考は色々と別のことを考えて筋トレしてることに気付きました。今回意識したのは筋肉を動かす・戻す時などに動かしてる箇所を意識しながら、他のことがチラついても動かしてる筋肉に意識を戻すことを心がけました。その結果、いつもより追い込めるトレーニングができました。なぜなら今までにない筋肉痛もやって来たのでw。本来筋トレってこういう風にするもんだと実感しました。また気分転換という意味でもこういう手法でやったほうがいいのかな思いました。

マインドフルネス〇〇の極意


最後に極意だなんて大げさに言っちゃいましたけど、白取春彦さんの本「行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント」の一説に書かれていた「自分の心身のありようを楽しむ」ということが極意なんじゃないかと思います。普段の瞑想時の僅かな呼吸の変化や体の感覚の変化を楽しめるようなればマインドフルな状態に入りやすいとのことです。毎朝の瞑想でも呼吸の意識を感じる際に「これは楽しい感覚なんだと」再認識することにより、普段の瞑想もまた楽しい感覚が味わえたので個人的にこれが極意なんじゃないかと思ってます。ただそれでも思考が思いっきり外れてる場合は多々あるので、今後も「楽しさ」を意識しつつ、日常にマインドフルネスを取り入れていきたいと思います。


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