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発達障害の子どもが大人になってつまずかない方法!

元々自己肯定感が低く、失敗の連続の多い発達障害の子どもが更に大人になって陥ることです。親も無傷ではいられないです。
極力減らせることは今のうちに対処しましょう!

最近、親の会に参加することで、一層対処法がわかってきたので共有したいと思います。

小学生までに身につけさせておくこと2つ

発達障害のある子どもが小さい時は、小学校なら担任あるいは支援級の先生、支援学校なら支援員さんから、学習面や生活面である程度はアドバイスを貰えるかもしれませんが、中学校以上になるともう学校を頼ることはあまり期待できません。

子どもの問題行動も小学生ならまだ可愛いほうです。
ところが中学生以上となると体力や知能が付く分、想像以上のことが起こります。

1.「お金に関する概念」

めちゃくちゃお金持ちで、両親がなくなってもお金には絶対困らないというご家庭はスルーして下さい。

18歳でクレジットカード契約ができるようになった為、
発達障害でない子でも詐欺に引っかかる子どもがちらほらでてきました。
発達障害の子は騙されやすいので、更に危険度が高くなっている上に元々お金の使い方をよくわかっていない子がほとんどです。

親の知らないところで、クレジットカードを使用し払えず、裁判所から督促が来るお子さんの話しを聞いたりします。

あるお母さんは、子どもの借金を払ってしまい、そこからが地獄。
何度言っても借金をしてしまうのです。
親が1度払うとまた払ってくれるものと思ってしまうので要注意です。

・お金に対する対処方法

①子どもに小さい時から、うちは貧乏であるということを伝えておく!
嘘でも、うちは貧乏だと伝える。
→うちの家はビンボーと友達に言うかもしれませんが、そこは親御さんがぐっと我慢してください!
高校生になって欲しい物があれば、バイトをしてくれるようになります!

②お小遣いも最小限にして、学業に必要な物は親が購入するようにしておく。

③借金すると制裁があることを教え込む。
成年後見人などの話しは、小学生には難しいかもしれないが、
自由にお金を使えなくなることや、クレジットカード使用でしか払えない物が購入できなくなるなど
借金をすることのデメリットを伝える。

④万が一、借金を作っても手助けしない!
借金をすることのデメリットを伝えたうえで、借金をしたら手助けはしない。
もし借金を肩代わりした場合は、次は払わないこととクレジットカードならば取り上げることなどを約束する。

2.「距離感に関する概念」

これも大変で、小さい時から我が子を見ていたら気づくと思いますが、
異常に近い距離で話しをしたり、手を触ってきたり、突如抱きついてきたりします。感情表現が激しいというか抑えられずついワッと抱きつくのは周りが理解してくれてる場所のみである程度許される行為。

性加害がクローズアップされている昨今。
距離感の持ち方を伝えておかないと本人にその気がなくても加害者扱いされることになります。小さいうちに距離感の持ち方を訓練しましょう!

・距離感に対する対処方法

①なるべく小さい時に
「お父さんやお母さん以外の人に突然手を触ったり、抱きつくことは相手の人が嫌だと思っているかもしれないので、相手の人が手を触ったり抱きつくことをOKしていなかったらしないでおこうね!大きくなった時に同じことをしていると犯罪と思われて、おまわりさんに連れて行かれることもあるんだよ」と何度となく伝える。

②抱きつかれた際に「1.2.3まで言ったら、離れるよ!」
と言って、抱きつきなどの行動を長引かせない。
②は割と離れてくれやすいです。

おわりに

うちの場合は19歳なので手遅れですが
今の所借金はしていないです。
これからどうなるかです(泣

これ以外にもまだまだあると思いますが、
また気づいた時に書いていきます!

発達障害の子達が大きくなって、今以上に社会の中で暮らしやすくなっていることを切に願いたいです。

 

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