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再び薔薇を撮る日まで~コロナ後遺症に苦しむ友

今朝、コロナ後遺症外来の「渋谷ヒラハタクリニック」平畑医師がラジオに出演していた

40代を中心に20代まで無症状、軽症者でも
数ヶ月たって徐々にダルさ息切れが悪化し、休職休学に追い込まれる。

一般的な検査では異常もなく、
医師や周囲から、鬱や精神的なもの、怠けていると言われることが多い。

「慢性疲労症候群」「筋痛性脳脊髄炎」を合併していることが多いそうだ。

場合では治療は年単位だ。

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友がこの後遺症で苦しんでいる。

まだ渡航歴がないとPCRが受けられない時期に、
人生でこんなしんどい風邪はないというくらいのダルさ、咳が3週間続き、
職場復帰後徐々に欠勤が増え、5ヶ月後から休職。

信頼していたかかりつけ医や周囲から
「そんな病気は聞いたことがない」
「まだわからないことが多いし、あなたのは鬱だ」と決めつけられ、

テレビで知った平畑医師に

「オンライン診療」

を申し込んだ。

今は先生の治療(漢方薬やアミノ酸等)で少しずつ改善しているが、
休職期間中に通常の体調には戻れそうなく

会社も産業医も主治医の診断名を否定し、精神的なものと決めつけ

段階的な復帰を認めない、
復職後に早退遅刻欠勤をしたらすぐ休職するようにと通知。

退職に追い込まれそうな状況だ。

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コロナ以外でもウイルス感染後にこのような後遺症になることはある。
膠原病など難病でも発見が遅れることはある。

医師自身が知らない、
特に新しい感染症だったり、不明なことが多くても

それを「存在しない病気」と断定し

「本人の怠け、鬱」だと決めつけて精神的に追い詰め、


かつ治療が遅れることが
その後の人生にどれほどのダメージを与えるか。

もはや

無知とは「罪」だとすら思う。

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日本はまだコロナ後遺症の調査すらきちんとしていないが、
すでに海外では治療薬の研究が開始している。

全国の医師が早くコロナ後遺症を学び、理解し、治療を開始してほしい。

また、一ヶ所の医師に受診するだけでなく、セカンドオピニオンとして
このような医師に見てもらうことは重要だ。

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スペイン風邪の時
与謝野晶子が感染した息子のことでその恐さを綴り、政府の呑気な対応を批判する文章を
新聞に投稿したという。

100年後

やっぱり日本政府は
五輪とGOTOのことしか語らない。

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テレビも新聞もネットでももっとこの後遺症情報を取り上げ、
まずは学校、職場、周囲の理解が広がることを切望する。

毎日日付が変わるまで
日本中の患者に「しんどかったでしょう」と優しい寄り添いをしながら

治療にあたる平畑先生に感謝し、そのお身体の無事を祈る。

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写真は昔友人と撮ったものだ。

治療は年単位だという。

いずれまた、大好きなカメラを持って、

共に薔薇を撮影に行ける日が来ますように。











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