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『怒る』方法がわからない│メンタル雑記17

カウンセリングに行ってみた。
認知行動療法とかACTとかそういったことをやるのかと思っていたけれど、初回だからか傾聴の面が強かった気がする。

ただひとつ、怒っていいんだというのが気付きだった。
怒ったら怖がられる、面倒臭がられる、パワハラ扱いされる、家から追い出される……等とにかく怒ったらいけないと思っていた。

怒っているけど表には出さないようにしたり、怒りが漏れ出た時は後からフォローしたり、「おこ!🐹」みたいな軽い口調でごまかしたり。
親を反面教師とし『不機嫌で人を動かしてはならない』を絶対としていたから、外に向けて怒るのは悪いことだと信じている。
信じているけど、見えないところで発散しないとわたしが潰れるのはそりゃそうで。

「こんなことがあった!」と怒っていても自分に対するなぜなぜ分析やコラム法、俯瞰して相手の立場になるなどの手法を使っていたから、ただ単純に相手が悪い場合は手法が進まない、解決しない。
コミュニケーションの問題かとアサーションを使っても関係なく問題を積み重ね、
「ここは今までと違うやり方だね、どうしてこのやり方をしてみたの?」「リリース日に初めて完成品を貰ってもその後レビューが必要だから締め切り日に出してくれると嬉しかったな。次は仕事の期日を意識して仕事してみてね」と言えば「怖い」「パワハラだ」と言う。
もう直接指摘をすることすら封じられて、ひたすらできたとこだけ誉めて。上司は後輩を評価しわたしは自己管理も他社管理も出来ないメンタル弱者と切り捨てられ。
怒っても良い相手がいないこの時代、とりあえず自分を責める以外の方法が思い付かなかった。

怒るにはパワーが必要だ。
そのパワーすら失われたわたしには、怒りの感情が降り積もっても見て見ぬふりしかできなかった。
本人に怒ったらわたしがパワハラ一発退場、他人に怒ったら迷惑な八つ当たり。自分に怒るしかないけどそれでは堂々巡りにしかならない。

今後はカウンセリングの場で怒りを表明するという流れになるのかな。
それなら復職しても一週間分の怒りを吐き出して一週間頑張れるのかな。

なぜわたしのほうが安くはないカウンセリング料金を出して怒りの整理をしないといけないのか?という思いはありつつ、辞めるのはいつでもできるから復職もありかもしれないと考えられるようになった。

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