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無意識の怖さ、そこから抜け出すには

日常を過ごしている中で、嫌なこと、辛いこと、苦しいことからは避けられない。必ず、直面すること。

「じゃあ、いざそういったことに直面しました。あなたは普段、どういった行動をしていますか?」て質問を投げかけると、

「気分転換にカフェに行きます。」

「友達に愚痴をこぼします。」

「体を動かしてストレス発散します。」

人の価値観の数だけ、答えがあると思う。

でもちゃんと答えられる機会は少なくて、しかも答えのほとんどは、自分が抱いた感情に自ら気が付いて「なんとかしなきゃ!」と行動に移した結果、つまり「意識的な行動」なものが多い(自分の場合は少なくともそう)。

でもフォーカスしないといけないものは意外とひっそり隠れていて、気がつけば自分のエネルギーをどんどん落としてしまっている。つまり、「無意識的な行動」。

この「無意識」っていうのがなかなかどうして厄介者。馴染みやすいもので言うと「癖」が当てはまる。

自分は辛いことや嫌なことがあった時、うつむく癖がある。これも実は「無意識」。

友達や家族、先輩に「うつむいているけど、なんかあったの?」て言われて初めて気がつく。「あれ、今自分うつむいてたの...?」ってな感じで。

これ、ほっておくと結構危ない。以前の自分はこれが原因でボケーっとして何も考えられなくなって仕事に集中できなくなったり、深く考えすぎてストレスを抱え込んだりしてしまっていた。

そういう時に大事になるのは「無意識の状態に気づく」ことだったりする。これは「体感心理学」を自ら1年間ぶっ通しで勉強して学んだ。

自分の場合、うつむいていることに気づいたらとりあえず空を見上げることにしていた。んで、空を見上げて「空が見れた!サイコー!!」って叫ぶことをやっていた(側から見ればただの頭のネジが外れた人だけれど笑)

でもこれをすることで「無意識」を「意識」に変えてその「意識の方向」を変えることができるから、悩んでたことをどうでもよくすることが可能になった。

馬鹿馬鹿しいかもしれないけれど、”ストレス社会”を生き抜くためには、お財布に優しく実用的な方法かもしれない。


今日も早朝、仕事で憂鬱になってうつむきがちだったことに気づいてとりあえず空を見上げた。

気づかないうちにもうすっかり秋の空になっていた。

叫んだよね、「秋の空サイコー!!」って(笑)


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