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「もっと早く自分を信じてあげればよかった」と、いつか私も言いたい。

NHKの番組「インタビューここから」を観ました。この番組はアナウンサーが自ら企画し製作をしている番組だということを知ってから、毎回だいたい見逃さずにチェックしています。

今日はジェーン・スーさん。お名前はどこかで見かけたことがあるような記憶でしたが、この方が、東京出身の日本人だと知って驚きました(笑)。この方のラジオも配信も一度も聞いたことがない私でしたが、最初から興味深く番組を観ていました。

観ているうちに、この方が幅広い年齢層の女性たちから支持を得ていることが伝わってきました。普段はテレビにはほとんど出ないというスーさんが、言葉を選びながら大切に発している様子に、今日初めてお声を聴いたのですが、その魅力に引き込まれていきそうな感覚があったのです。

そして、私の心にグサっと刺さった、ある言葉。スーさんの「自分のことをもっと早く信じてあげればよかった」という言葉が心に刺さったのです。

自分を信じる、は、実は私が最も苦手としていること。自分のことを信じることができない=自信の無さだということは、自分でもよく分かっているのですが、どうしたら自分に自信がもてるのか、未だに分からないのです。

どうして自分に自信がもてないのだろう?もしかすると、自分自身のやりたいことや、目標としている在るべき姿になっていないから、自分に自信がもてていないのかも。

じゃあ、どうすれば自分に自信が持てるのか……きっと、私が自分の仕事で成功すれば自信が持てるのかも。仕事で成功するって、どうなったら成功したと言えるのだろう。それは、じゅうぶんに食べて、暮らして、学べるくらいの収入を得たり、気持ちに余裕が出て理想の日常が過ごせるようになることなのかな……?

あるいは、私が「やりたい仕事」で、他からも認められたり、必要とされること。私の代わりなどいくらでもいる業界で、「私じゃなきゃダメなんだ」と言ってもらえるような技術を持ち合わせていたり、そう言ってもらえる人間性であることのような気がします。「理想や憧れの世界の土俵で戦うこと」つまり、「やりたい仕事をやる」ことが私にとってのその答えなのかもしれません。

自分を信じて、その世界に思い切って飛び込む覚悟が足りないことも重々承知しています。覚悟を決めて飛び込めば、目の前の景色もガラリと変わることは想像できますが、今の私にはなぜかその勇気が持てない。だから、自分を信じることができていない。

自分を信じて、まだ見ぬ世界に飛び込んだ人だけが見える世界の中で、自分を磨き続けた人だけが、輝きを放っている。自分というダイヤモンドを磨き続けた結果なのだと思います。

私にもいつか、そのタイミングが訪れる時があるのだと信じたい。勇気をだして、最初の一歩を踏み出すことができるように身軽でいたいし、大丈夫だと自分自身に言い聞かせ続けて、これからもポジティブに前を向いて歩んでいこう、と、番組を観ながら、スーさんの言葉をかみしめながら改めて思ったのです。

そして、いつの日か「もっと早く自分のことを信じてあげたらよかった」と発言できるように、頑張ろう。

写真は昨日の雲。何かの顔に見えます。龍?


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