モルカー面白いぜ(2021/01/17)
・こんにちは、sirasuです。
・クソっ!!!こうやって夜に日記を書くのは何日ぶりだろうか。昨日に至っては日記すら書かなかった。怠惰だ。実に愚かで愚鈍だ。俺は最低で救いようのない、使い終わったハミガキくらいの価値しかないんだ。
・でもこうやって何かを変えようと今、日記を書いている。えらい!!!!!!お前はすごいぞ!!!!こうやって魚は脚を獲得したんだ。陸へと上がり、現代への礎を作り上げたんだ!これの積み重ねだ。がんばれ俺!いけるぞ俺!!
・セルフ炭治郎をして精神状態も回復したので、日記を書こう。何たって2日分だ。ネタは尽きないぞ。
・昨日は割と普通だ。11時に起きてゲームして疲れたら昼寝、夜は絵を描いて、YouTubeを見て終わる、という地獄の1週間前の生活とは打って変わり、7時に起きて塾へ行った。
・塾行きの電車にはおそらくセンター試験に向かうであろう学生が見受けられ、来年にはここに行くとなると胃が痛む。と同時にやる気にもなれた。何かを極めるというのはストレスだが、それと同時に楽しめるようになると人生における最高のスパイスになり得る。
・大事なもんを我慢して得た実力と勝利は何にも変え難いので、僕も頑張ろうっと。あと、カロリーメイトのCMでちょっと感動した。
・あと、昨日は「モルカー」を見た。何かと話題のあいつだ。
・結論から言うと、めっちゃ面白い。作風はフェルトと小さいフィギュアのコマ撮りアニメで、名前の通りモルモットの車が闊歩する世界でモルカー達がさまざまなトラブルを解決していく話だ。とにかくモルカーがかわいい。フェルト特有のふわっとした感じ、モルカーたちのちょっとした行動の一つ一つがかわいく、疲れた現代社会へ沁みる癒し系アニメ。つぶらな瞳も高得点。
・それだけで見る価値はあるのだけれど、もう一個の面白さはストーリー。モルモットを車にして中に人間を乗せる、というぶっ飛んだ設定も魅力だが、社会派アニメであるというのも面白い。「モルカー」を作る監督の好きなアニメが「星のカービィ」らしく、ブラックジョークっぽいものも感じられる。ただほのぼの空気に上手く隠されているが。
・YouTubeのコメント欄で「モルカーみたいに車もこんなこと感じてたのかな。車ももっと大切にしたいね」みたいなコメントがあって、「車に感情はない」とか「物を労る心がないと他人には気遣えない」とかなんとか論争が起きてたんだけど、正直どっちも的外れな論争だと思った。
・「モルカー」1話は交通渋滞のはなし。信号を見ないでスマホをさわる運転手のせいで、渋滞が起きてしまい、モルカーたちが大慌て。2話は泥棒の逃走車にモルカーがなってしまい、パトカーとモルカーチェイスをする話。3話の予告はおそらく、モルカー車内の温度が上がり、車内にいる猫を助けるための話。
・どれも運転手のせいで起こるトラブルで、つまりモルカー自体にはなにも関係がない話なのだ。つまる、監督は車に乗る我々に問題を提起する話を作っていると考えれる。よって、その問題をより大きく浮き彫りにするために車をモルモットにする、という必然性が生まれている。
・そのため、上のコメントは、ただ車がモルモットであったという偶然性から起きた事件によって感じる感想であるので、このモルカーの訴えにまったく気づいていない。そして本質を外したコメント欄で論争がおきている...。現代人は実に愚かだな。モルカーの如くピュアであれよ。
・ともかく、モルカー、すごく面白いのでぜひ見てほしい。かれこれ4、5回は見た。5分アニメなのでサクッと見れるのもいい。
・今日はお出かけをしました。美術の展覧会に行ってきました。いや〜眼福、眼福。いいもん見たぜ。
・やっぱアートはいい。半年に一回くらいはこうして目を養えるのも大事。一個すごかったのは、その展覧会に出してあった作品が、Twitterでフォローしていた絵師の方ですごくびっくりした。世界は狭いことを体感せざるを得なかった。
・その帰り、ご飯を食べにいったんだけど、これがまあ豪勢だってなんのって。
・ありゃりゃ、縦になってる。まあいっか。そうです、ひつまぶしだよーん。うな重でなくひつまぶしであることが大事なのだ。僕は元太くんじゃないし。
・そんで、うっま。うなぎがふわっふわだ。口の中で溶けてしまった。それだけ脂が乗っているのに外の皮はパリっと焼いてあり、食感もいい。なにより硬めのご飯に合う、秘伝のタレ。こいつがあるだけで箸の進み具合がまるでちがう。お吸い物を漬物も高水準な得点を叩き出している。
・そして、海苔、わさび、ネギ、で味変を楽しみつつ、出汁茶漬けでフィニッシュブロー。うなぎがもっている旨みのすべてを可能な限り引き出していく。完璧だ。ひつまぶしの完成形がここにある。多彩に味のレイヤーを重ねて行って、どの味の要素もが互いに影響しあっている。美味すぎる。
・ただクソ高いのが難点。2800円くらいしたのでもう二度と買うことはないです。この感想が最後です。
・そして事件発生。お皿を下げに行くときに、机の角の壁?みたいなとこにお盆が当たってしまって、お盆を落っことしてしまった。最悪だ。当然お茶碗はパリンと砕け散り、今まで上機嫌だった僕の心もへし折られたのだった。幸い店員さんが片付けてくださるとのことだったので、そそくさと逃げてきたが全くもって最悪だ。
・僕はこぼしそうなものをもつのが大っ嫌いで、映画館におけるポップコーンとか、大事なトロフィーとか盾を持つのが大っ嫌いなのだ。それがこういう形で失敗につながるともう最悪で。今までのこぼしたトラウマが一気にフラッシュバックしてきて普通に泣きそうだったが、堪えたぞ。高2がお皿落として泣いてたらヤバいでしょ。
・そういうわけで最悪と最高が混じった1日でした。まだかけてないこともあるけど、こんな時間だし、けっこう今日は書いたので、もう寝ます。
・では、また。
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