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自分の作品により磨きをかける『取材』の方法とは?

良く漫画家や編集者が『取材』と言うワードを言ったり聞いたりと思いますが、今回はこの件を掘り下げて『取材』をした方がいいメリットを解説していこうと思います。

前半に『取材するメリット』を、後半に『ボクが取材した方法』を描いていきます。


『取材』することで作品のクオリティがUP!

言うまでもないのですが、取材をしてハッキリと確認したことは作品に活きてきます。何が作品に活きてくるのか。

キャラクター目線で漫画が描ける
確認したことをメモや写真を残せる
背景を多用可能

主に上記3点です。


ここで言う『取材』とは、現地に行って場所の確認をしたりテーマに沿った調査をしたりすることを言います。下のイラストで言うと、場所は『水族館』。テーマはデートをするキャラクターの目線と言う形でしょうか?それを元に『メモ・写真』『場所の空間把握』の確認をしました。

ぶっちゃけ、『場所の空間』は現場に行かないとイメージがつきません。写真などの資料は代用できても、こればかりは代用できないので、取材するメリット大ですね。

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作者の想いが強くなる

取材をすることで、その作品を仕上げようと言う気持ちが強くなります。何より仕上げた後は、その作品に愛着が湧いてくるでしょう。実際にボクもそうでした。

そして1番のポイントとしては、『自分の作品』に説得力がつくと言うことです。ここで言う説得力というのは、自分の作品過程を説明できるかどうかだと思ってます。

デートする目線を取り入れたので、どう言う風にキャラクターの感情を落とし込んだかを説明できますし、何よりコマの使い方も応用できるので自分が持っている技術と併用して説明も可能です。


取材したことで経験と知識を積むことができる

作品のクオリティ向上と共に、どう取材して作品を作り上げられるかと言う『経験』を得ることができました。場合によっては、専門的な知識も得る可能性も出てくるのでメリットしかありませんね。


実際の取材方はシンプルです

まず描きたいテーマを決めます。その上で、必要資料が出てくると思うのでそれを詳細を調べます。本記事で紹介しているテーマは『デート』になります。それを踏まえて考えたのは下記の2点です。


テーマに沿った専門の必要性 →  デートする目線や場所の把握。
場所 →   水族館


調べたいことが決まったら、実際に現地に行ってみます。マンガのコマに収めたい箇所は、メモと写真を記録。使った機材は主に『iPhone』と『iPad』です。

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『iPhone』で背景写真を、『iPad』でメモと軽い絵コンテ作りを行いました。ポイントとしては、写真は通常モードとパノラマの2種類。そして撮ったものにメモを加えたいのならiPadにAirdropで移行し写真にメモを加える。生の写真は、iPhoneに残りますしメモはiPadに残るのでこの組み合わせは最強です。

注意点としては、見たものをその場で記録したりしましたが、一応周りに差し支えない程度でやった点になりますかね。



最後に

如何だったでしょうか?他のクリエイターさんに寄ってはやり方や考え方が違うかもしれませんが、ボクがこうやっていると言う記録から何か参考になれれば幸いです。

今までは、技術としてイラストや漫画のメイキングなどを発信してました。

https://note.com/sirasira/n/n80eaa9dbfb6b

これらと並行して自分の経験談から活用できそうなことはドンドン発信していこうかなって思っております。

次は何を書こうかな。

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