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6月22日(土曜日)ただの挨拶

金髪の同僚が面談に呼ばれた。
少し前にお互いにメンタルの調子が悪い事を話した。

私が冗談めかしてLine交換したいと言ったことを上長に相談に行ったのだろうか。
先日、仕事が早く終わり昼過ぎに多数の人間が早帰りした日があった。彼女はタイミング悪くその時間に遅刻してきた。
私は手軽くふってから執務室を出た。そういうのが気持ち悪かったのだろうか。

「このあと私も呼ばれる?」
と尋ねようかと思ったほどだ。よく考えると自分の保身ばかり考えた無責任な思考だ。

そう考えると彼女と顔を合わせても「おつかれさまです」しか言えなくなった。

すべてはフィクションです。

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