速読してみよか
あけましておめでとうございます。
結局、日経新聞まとめ毎日投稿はいつも通りのさぼり癖が出て止めてました。
読んでないわけではないんです。。。
読書再び
ちょうどAmazonでkindle本のセールやら、Kindle Unlimitedのキャンペーンをやっていたのでまたちょっと本を読んでみようと思いました。
まず読んだのがこちら
そう、タイトルの通り速読の本です。
日経新聞に関してもそうなんですが、「読むこと」自体はそれほど嫌いではないにも関わらずどうにも続かない。
なぜだろうと考えてみると、読み終わった後に「読み終わった~、疲れた~」以外の達成感があまり無いことに気づきました。
疲れた=読むのに時間がかかりすぎでいる
それ以外の達成感がない=理解度が低い
こんな感じの理由なのではないかと思い、まずは読み方を改善しなければ!
と思い立ったが故の速読でした。
内容まとめ
1.速読訓練との違い
速読と言えば、高速で目を動かしたり、画像として記憶したりみたいな訓練で手に入るという技術というイメージも少しありましたが、筆者はそれらの講座の経験も踏まえたうえで、わざわざ講座に行く必要はないと言います。
速読が上達するためには、もちろんそれらの技術に対する慣れは必要だが、それは多く本を読んでいるうちに自然の身に着く、技術だけではなくそれ以上に必要なのは、知識のストックであるというのが主旨でした。
知っていることならば、しっかりの意識して読まなくても文章を理解できる
むしろ知らない難しい文章は速読できない
ということを序盤に実例をだして紹介しています。
この辺に関してはその通りだなと素直に思いました。
しかしこれを解決するためには、本を読んで知識をつけなければいけません、という堂々巡りを解決するために筆者が持ち出したのが「高速大量回転法」という読み方でした。
2.高速大量回転法とは
(おそらく)筆者が名付けた造語的な方法ですが、一冊を繰り返し速読することで、内容を知っている=知識のストックがある状態を疑似的に作り出し、速読するという方法です。
たしかに、一度読んだことがある本ならば少しだけやぼんやりとでも知っている部分があり、その分早く読むことができます。そうして速読の技術をつけていくのがこの方法です。
多読に速読を加えたような感じですね。
受験期の英語学習で多読の大事さは知っているので、これは有効なんじゃないかと感じています。
細かいやり方はぜひ読んで欲しいのですが、
基本的には慣れるまで範囲やキーワードを絞って繰り返し読むことです。
自分は意外とばーっと読んじゃう方が性に合っていたので、最初から全編で繰り返してみました。
実際にこの本を3周してみましたが、読むのは速くなっていましたし、
こうしてnoteにアウトプットするにあたっても、理解できている(記憶できているだけかもしれない)感覚はあります。
気を付けなければいけないのは、その本を繰り返すことで理解ができる前提があるということ。例えば上級者向けの専門書などのように、一部の用語や背景に関して解説が無い場合は、いくら繰り返しても理解できません。
そのため、入門書などから入ることもおすすめされています。
3.他の速読法との違い
後半では、他の本などで紹介されている速読法に対する批判も述べられています。文章を画像として記憶するフォトリーディングや検索速読などです。
しかし、大雑把にまとめてしまうと、知識なき速読は危ないということでした。これらの速読法との違いは、本文をほぼ一回で理解しようとする方法だということです。そうすると、必然的に理解の基盤が「自分の知識」に大きく依存してしまいバイアスがかかってしまう恐れがあります。そもそも、序盤で説明されていたような、前提知識がないと速読は難しいという条件に引っ掛かります。
検索速読は、自分が求めているキーワードをスキミングしながら読む手法です。これは実際私も受験期に実践して、早く読める事は知っていますが、得たい知識があったうえでの読書法なのだと思います。答えを探すための読書ですので、新たな出会いや知識を求めての読書ではありません。ネットで検索するのと同じだと筆者も述べています。
高速大量回転法は、「筆者の発言に基づき」、「全体」を速読し理解するための方法として他とは違いました。
まとめ
こういった本にありがちですが、「読んだから次からめちゃくちゃ早く読める」というわけではありません。しかし、読むときの意識や方法は変えられそうです。結局は慣れ、というところでもあるのでせっかくの時間とキャンペーンを活かして、しばらく読書期間を作ってみます。
久々に文章書いたら全然おもしろくない書き方になってますね。
ユーモアセンス、どこにいる?
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