Kindle出版『ぼくとわたしと犬のおやつ・クッキーレシピ』
フリーのイラストレーターとして頑張っていた20代。
出産<病気で仕事どころではなくなった30〜40代。
そろそろ復活…と思ったが業界の進化は凄まじく、浦島太郎状態に。
おりしもコロナ禍で見つけたオンラインでの活動。
流れ着いた『Kindle出版』
ここでイラストレーター×パン教室主催×犬のクッキー販売の経験が別の形になる。
そんな経緯を覚書として。
🔳Kindle出版勉強会
お友達のクリエイターとのプロジェクトに参加していた私は何かの参考になるんじゃないかと思って「Kindle出版勉強会」に顔を出したのです。
自分で出版?いやいやいや。
そんな、全部自分でやるなんて私ができる気がしない。やる気もない。
あくまでもマーケティングよ。
ほとんど他人事のように聞いていた説明会。
でもね。
主催者さんの声が、話し方が魔法のように染み込んできたのよ。
「自分だけのオリジナルの絵本が描けるよ」
んーーーー
確かに私の本の仕事としては、お話にイラストをつけるとか状況の説明を絵に起こすとかで、完全オリジナルはほとんどないなー。
あ、4コマ漫画を連載してもらったことはある。
それは楽しかったなー。
オリジナルかぁ...。
気がついたらね、色々妄想してたのよ。
こんなお話がいいかな。
こういう展開はどう?
🔳どんな本を描く?
子供を描くのは好き。
料理のイラストも得意。
じゃあ、小さな子供でも作れちゃう初歩の初歩、2〜3歳からのお料理レシピをイラストで解説なんていいんじゃない?
キャラクター・タイトル・表紙と大体のレシピのたたき台を仕上げて勉強会へ。
勉強会のみんなの前で説明してみるも、自分でもどうも少しずつなんかしっくりこない。
「わーすご〜い」「さすがイラストレーター」「もう出来上がってる」
って声が上がるけど、突き詰めていくと決定打がない。
「そういえば、犬のクッキー販売してるよね?」誰かが言った。
そうそう。オーダーある時だけ作る犬用の天然酵母クッキー。
これは私が犬も人間も同じおやつを食べられるようなレシピを考えた、パッケージも全てオリジナルな「おうちぱんだ」ブランドのクッキーなのだ。
人用のお菓子を製造する資格は持っていないので犬用として販売しているこのクッキー。
レシピ本なら本来の願いである「人も犬も一緒のおやつを食べる」こと、できるんじゃない?
余計な保存料やよくわからない添加物など入っていなくて、材料は自分で用意できるもの。
子供でも作れるように丁寧で分かりやすいように。
メインキャラクターを決めてストーリ仕立てにし見るだけでも楽しめるレシピ絵本。
🔳振り出しに戻る
初めの設定、キャラクター、アイディアを全部白紙にしてまた1からになる。
でも、これだ!って感じが自分でもわかる。
犬用クッキー販売・子供大好き・犬大好き・レシピを持っているイラストレーター。
自分の絵本を出版するのは夢でもあった。
もう迷いはない。
🔳Kindle出版
表紙制作は私にとっては楽しい作業。
原稿は持っているレシピを犬大好きな家族と一緒に作るストーリー。
登録、設定などの事務作業がもうチンプンカンプンなPCオンチな自分。
勉強会の皆さんの助けをたくさんたくさんお借りして
なんとか形になって原稿入稿!ポチッ
「少し時間かかるよー」って聞いていたのでちょっとご飯食べて…
ピロリン🎵 ←スマホの音
「ぼくとわたしと犬のおやつ クッキーレシピ」がKindleストアで購入可能になりました。
というメールが!
あわあわしながら「なんか…出版されたっぽいですぅ」
と、勉強会のみんなに報告。
それからはSNSへの告知やら無料キャンペーンの設定やらてんやわんやであまり記憶がない。
ただただ ✨嬉しい✨ がじんわり身体中に行き渡る。
これが私のKindle出版第一号だ。
🔳内容
犬が家族にいる人もいない人も、おやつを手作りしてる人もしたことない人も、もちろん見るだけでも可愛くためになるレシピ絵本という形式をとっています。
・自分の食べているおやつをわんちゃんにあげてはいけないのはなぜ?
・犬が食べてはいけない食べ物とは?
・手作りだからこそできる、人間も犬も一緒に食べられるおやつ🎵
・可愛いイラストで解説する簡単レシピ絵本
・ページの後ろの方に『マルはどこ?』の遊べるページがあります
この本は長年の「犬と一緒に食べられるおやつ」を広くお届けしたいという私の思いを本という形にしたものです。
あなたの大切な愛犬に安心・安全なおやつを。
それは私たち人間の責任でもありますね。
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読んでくださってありがとうございました。
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