ノミヤユウキ

詩人/共同創作者。遊ぶひと。 ひととことばとせかいをこよなく愛する屑。Q。 山とお酒と…

ノミヤユウキ

詩人/共同創作者。遊ぶひと。 ひととことばとせかいをこよなく愛する屑。Q。 山とお酒と猫がすき。 あなたに会いたくていきてます。 日々のかんがえごとや、活動情報、習作や詩作実験の軌跡など。

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  • 0地点から/或る若者たちのデッサン

    ▽▽▽▽▽▽ シックスペース雨宿り公演 『星の王子さまー或る若者の肖像ー』 飛行機が沙漠に不時着する頃、漂流して廃工場に辿り着いた。 外は雨、一番星は今日も見えない。 完璧に断絶した場所で、僕らは「王子さま」と再会できるだろうか。 △△△△△△ 製作過程の観察記憶、更新と交信スペース。 詩によるデッサンと、写真映像含む稽古レポートなど。 0地点はこちら。 https://sippe16-hoshi.amebaownd.com/

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[戯曲]断末魔(期間限定公開中)

作:野宮有姫 2015年上演。座ったままよく動くリーディング。哲学コメディと称す。 初演詳細はこちら。 設定など詩集断末魔 序文 どこからか聞こえるその声を、ずっと、どうにか愛そうと試みてきた。 それがどんなに耳障りでも不愉快でも、ぼくはずぅっと、どうにかして愛そうと試みてきた。 鞄の底でサイダーがはじけた日も、 こじらせた熱で味覚が残らず消えた日も、 灰溜まりの部屋の中冷房のリモコンを失くした日でさえも。 ぼくは決して試みることをやめなかった。 いつだって、ほん

    • profile/活動履歴など

      野宮有姫(ノミヤ ユウキ) 1990年 2月6日 生 詩人・共同創作者・遊ぶひと 1990 東京都世田谷生まれ 2009 都立駒場高校演劇部の同期と劇団シックスペース(現・企画団体シックスペース)を旗揚げ 舞台作品の作・演出の他、飲食とアート・エンターテイメントを掛け合わせた企画の主宰、地域(静岡県)の遊園地で、こども向けのイベント代行など。2020年まで、年に本公演2~4作、イベント1~3回程度継続的に活動。 2010 日本大学藝術学部文芸学科入学  詩作・俳句/連句の

      • 2020年、年の瀬。

        TRAIN-TRAINをきいています。 今年のテーマソングです。 汽車にもいっぱい乗ったし。 あれもこれもぜんぶ2020年のことだなんて 信じらんねーぜ、っていちねんでした。 視界がかわりすぎて、 いままでの30年間つかってた地図では観測不能の旅がはじまっているかんじです。 これまでの軌跡は 大切におりたたんでしまったまま、 とりあえず白い紙とペンをもって ただただ、 ただただ、 たちつくして、いる。 いまは、そんな気分です。 途方に暮れる ってめちゃめちゃきれ

        • 来年はこちらも更新します。

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        [戯曲]断末魔(期間限定公開中)

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        • 0地点から/或る若者たちのデッサン
          6本

        記事

          2019年、年の瀬。

          昨年は雨の匂い、うまれる、虹、って感じで、 今年はもっと動、息吹。風のはじまりに耳を澄ませ目を凝らし、行き交うものに想いを馳せた一年だった。 半径五メートルくらいの古今東西のきみたちがみんなかっこよくて、憧れで、この歳になってやっと認めるけどジェラシーで。 この十年、それからたかだか三十年の歴史の総てがハイライトでいとおしい、真から。 別れについて考えつづけた、 感じ続けた一年でもあった。 引きずるっていみではなく、明日へ連れてゆく、感覚だしテーマだ。 語弊があるかも

          2019年、年の瀬。

          地方のこと、東京のこと

          覚え書きとして。 いま思うことのメモ。 地域、地方の魅力/可能性に触れる機会に恵まれる日々。 もちろん簡単な、楽な、オイシイことだけ、ではない。だけど、それを踏まえてあまりある、わっくわくに満ちている。 ああやりたいことだな、あれだのこれだのトライしたいな、きっとできる勇気がわくな、ありがたいな、すこしでもなにか送りたいな、詩がかきたいな、と。 五感が思考して、細胞ぜんぶがことばに溢れる感覚がある。 シンプルに、山が、川が、野花が、いのちあるものが好き。 かみさま、を感じ

          地方のこと、東京のこと

          改めて普通の宣誓

          あの頃からいままでの、半径5mくらいのひとたち(とても主観)がどいつもこいつもクソかっよくて、憧れてやまなくて、ついかっこつけたくなるんだが、ノミヤは屑らしく屑のまま、ことばとひととせかい捨て身で愛して、エゴを貫くよ。見棄てられたら勝手に凹むよ。エゴのひとつとして、恩も、返してゆきたい。 つぶやきに過ぎない本音、 流れぬよう、敢えてnoteへ。

          改めて普通の宣誓

          福島県の海のみえる町を歩いた

          たくさんのすてきな場所と、ひとと、美味しいものと、 かつてすてきだったはずの、いまは許可無しでは立ち入れなくなった場所や暮らせなくなった場所を、歩いて来ました。 思わずせりあがってくるような光景も、たくさん、目視させていただきました。 想像以上に、復興は過程でまるでおわっておらず、世界が停止したような場所もあり、期待以上に、多くがきちんと過程で、動いていて、生きて活きて息づいていました。 本当に本当にありがたい機会でした。 切に感謝です。 様々な難しいこと考えず、すご

          福島県の海のみえる町を歩いた

          ひとり多ずもうを観てきた

          同時代・同期の敬するひとたちが多く参加している公演を観てきた。 宣伝段階から絶対おもろいなと期待大だった企画なんだけど、正直今日、全く観劇をしたい気分ではなくて。雨だし、腹痛だし、ちょっとしたあんまりひとと共有したくないトラブルが尾を引いているし。引きこもってアプリでレベル上げとかしてたい日だった。特に、面白い芝居ほど、観たくなくて。 でも、昨日、めちゃめちゃかっこいい先輩が、亡くなって。まだ、実感できていないのだけど。めちゃめちゃかっこいい先輩、が、闘病前、演られたひとり芝

          ひとり多ずもうを観てきた

          十周年御礼企画、に際してのつぶやき。

          祝と呪は、同じ語源だそうです。 いわれてみればみるからに似ているし、作品を創っているとき、切々とそのことを感じます。 “怒りを込めた祝詞”と、“愛を込めた呪詛”は紙一重表裏一体で、 受け取ってくれたひとがどちらであるかを決めるもののようにも思います。 つくりあらわすひと、或は、すべての生きとし生けるひとたちが、 切実にこえにして、伝えよう・贈ろうと試みるとき、 いつだって、そこには祝と呪がある。 例えば、ひとりひとりの名は、祝と呪、そのものですよね。 調べてみれば案の定

          十周年御礼企画、に際してのつぶやき。

          中村企画ゲネプロ感想(Bチーム)

          無隣館若手自主企画vol.26 中村企画「せかいのはじめ」 のゲネプロを拝見してきました。 四人の演出家×四人の俳優の一人芝居。 脚色改訂自由で、ひとつの戯曲を上演する、 という面白い試みの企画です。 感想書いていいよといっていただいたのだけど、ネタバレにならないようにできてるかな大丈夫かな。 批評が不得手なので、独断と偏見からの、個人的な感想です。 まず、本日開幕のBチームの感想。 木村さんと外さんの作品で印象的だったのは誠実さ。それから、シンプルさと整理された秩序

          中村企画ゲネプロ感想(Bチーム)

          (習作・落書きとして)

          (襲名し損ねた感傷のためのエチュード) それじゃあどうしようか この街は もうそろそろ おしまいなんだけど このままどうしようか 首から下は埋めていい キスさえ出来れば 見開いた目玉がからからで ニベアクリームを塗りたくった それじゃあどうしようか この街で もうずっと おしまいなんだけど それでも どうしようか このまま そうしようか どうしようか

          (習作・落書きとして)

          間もなくです!

          11月の活動報告 そのいち|ノミヤユウキ @brabar_adun|note(ノート)https://note.mu/sippe60_n/n/n6522617d9778 自分の中で勝手に、エンターテイナーの代名詞、と、思っている先輩がいるんです。 大学時代、 「ミュージカル研究会入ってたんだ!」 と云うと、出逢ってきた色々な方から、意外だねといわれるし、その理由もなんとなくわかるのですが。 苦手意識を克服するため飛び込んだ場で、ああ飛び込まなければ生涯出逢えなかったろうな

          間もなくです!

          11月の活動報告 そのに

          およそ2年ぶりに、劇場にて板の上に立たせていただくことになりました。 謎の詩人、アメさんの一念発起のプロジェクト。 既にいろいろな意味で心臓がちぎれそうです。がんばります。 海[si-]から水平線[―]をとると、詩[si]がのこります。 夢も現も正も悪も真も偽も、曖昧模糊な水平線のない海の果て、お逢いできますように。 ウテン結構◇第1回公演 アリス式海岸不思議岬邂逅 作/演出◆雨々アメ(仮) 2018年11月16日(金)-18日(日) @日暮里d-倉庫 タイムテーブル

          11月の活動報告 そのに

          11月の活動報告 そのいち

          ジャンルの垣根を越え、様々なアーティストによるエンターテインメントショーを一挙に愉しめる、とんでもたのしいイベントに、今年も参加させていただきます!! シックスペースからは、 久しぶりの完全新作短編です。 身体×音楽×ことば、そしてタップのリズムで、 ものがたりを描きます。 昨年の「カラガタリ」もありがたいことに大変好評をいただき、そこからつながったご縁も多くありました。 MAGICAL!さんの懐を借りると、いつもより少し、素直なおはなしを書けてしまう不思議。 集まってく

          11月の活動報告 そのいち

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          雨宿り公演 交差点より

          雨宿り公演 交差点より

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