見出し画像

お気に入りの色を決める。

「ひとコマの日々」と題して、毎日描いてきたペン画が、そこそこ溜まってきたので、パソコンで色をつけることにしました。

アートボード 10

いきなり勝手気ままに色を塗っていくと、とっちらかっていくので、最初に色を決めてしまいます。今回は赤、黄、緑、青、紫の色相にそれぞれ明暗をつけて24色の色を決めました。

アートボード 11

色を作るときのイメージとして、
・平凡な日常のフラット感
・ちょっとした楽しみのポップ感
を目指しました。
それとは別に黄色みのグレーと青みのグレーも用意しました。

アートボード 12

色が決まれば、あとは色を塗っていくだけです。

アートボード 1

色を塗るときは、バランスと印象を重視しているので、実際の色とは違いますが、それもまた面白さだと思います。

アートボード 2

お気に入りの色なので、普段はしないような配色をしても、大きく破綻することなく、なんとなく好みの雰囲気にまとまります。

アートボード 3

使う色が限られているので、思い通りにならないこともありますが、思わぬ配色が見つかって嬉しいこともあります。

アートボード 4

同じ色なので、単調になるかと思いきや、描かれているものも違うため、それなりに違いを見いだせるようです。
あらためて、毎日というのはそういうことの積み重ねなのだと思いました。

アートボード 5

日常にも、いろいろな要素があって「なにをみているか」で描かれるものが違ってくるため「自分はいったいなにをみているのだろうか」ということを、あらためて考えることにもなりました。

アートボード 6

1日の中から印象に残ったことを思い出して描いているので、どうにもうまく思い出せずに変な絵になることもありますが、うまく描けたとか、描けなかったとかよりも、日常を味わう感覚の方が大事なように思われました。

アートボード 9

「毎日」というのは、繰り返す周期性もあるけれど、同じことが起こらない一回性という側面もあって、そのなかで生きているのだから、味気ない日常だなんて思わずに、くどい甘みも、繊細な塩味も、顔をしかめるような苦味も、それはそれとして、味わっていけたらいいのだろうなと思いました。

ご覧いただき、ありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?