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SIONクリエーターズvol.15「ぐるぐるナインティナイン」プロデューサー伊藤康一

今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」をはじめ多数の特番などを担当するプロデューサー伊藤康一。

仕事の様子

そんな伊藤にプロデューサー業について直撃インタビュー

Q.プロデューサーを担当する上で一番のこだわりポイントは?
ぐるナイは約28年放送している長寿番組です。
その中の「ゴチになります!」は、『料理の値段を予想、設定金額との誤差が大きかった人がみんなの食事代を自腹で払う』という、このルールを変えずに約23年続いているコーナー、とんでもないコンテンツです。
そんなにも続き、あらゆる世代の方に見ていただけているのも、ルールは同じの安心感があり、しかしその合間のトークやゲームは毎回ちがったことを行い、視聴者の方を飽きさせないことに気をつけているからだと思います。
さらに「コスプレをクイズに」「顔を隠しアバター姿で大喜利」など、今まで見たことがない企画に臨む、いまだに挑戦している番組だと思います。
そこに「この出演者を加えたらさらにおもしろくなるぞ」という目線でキャスティングを行っています。

Q.やりがいを感じるところは?
自身が提案、キャスティングした出演者の方が盛り上がってくれると、この上ない喜びがあり、「また次もいい人に出演してもらおう」と意欲が沸いております。

以前は視聴率が番組評価の大半を占めていましたが、現在はSNSのおかげで意見や数字で反応がダイレクトにわかりますので、自身が発信した内容に好反応があると嬉しくなります。
そんな長寿番組であり注目されている番組を任されていること自体にやりがいを感じています。

また、企画の案出しやゲームのシミュレーションを行って収録に臨みますが、それが出演者の手によってさらにおもしろくなったときに、やってて良かったと思います。
ナイナイのおふたりもそれなりの年齢(笑)になってますので、体を張る企画のシミュレーションは同年代で…、弊社の社長が身をもって体験することもしばしば。

↓社長のシミュレーションの様子(動画)
https://www.instagram.com/reel/CWsrbz0FJUt/?utm_medium=copy_link

「はじめての金髪」という、芸能人を金髪にしようというコーナーでは、髪は傷むのか?頭皮に異常は出ないか?をチェックするためスタッフが体験。今までブリーチはおろか染めたこともない私が体験しました。プロデューサーも体を張ってます!

▼シミュレーションで変身したときの写真↓

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Q.出演者とのエピソードや&出演者のマル秘エピソードはありますか?
岡村さんから突然「いとうちゃん」と呼ばれた時は平静を装ってましたが、ナイナイファンからテレビ業界に飛び込んだ自分としては、まさか名前を覚えられてるとは思っていませんでしたし、しかもちゃん付け!飛び跳ねたいほど嬉しかったです。
矢部さんとは地方ロケが月2ペースであった頃、食事の席でいろいろな話をさせていただきました。その内容は他では言えないことばっか!
すみません、ただのファンの思い出です。

Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
なんにでも疑問を持つ人、興味を持てる人だと思います。
今も昔も変わらず、そしてテレビ番組もネット動画も作る原動力はコレではないでしょうか。

どうやって作られているのだろう? どんな人生を送ってきたのだろう? どんな味なんだろう?…
疑問が浮かんだから聞いて調べる、出演者を深掘りしたインタビューができる、と当たり前のことのように思えますが疑問の数によってその番組のクオリティー、内容の濃さは変わってくると思います。

そして興味を持てる人。芸能・グルメ・ファッション・スポーツ・アニメ・人…本当になんでもいいです。
ぐるナイで言いますと、「ダレダレ?コスプレショー」というコスプレしている芸能人を当てるクイズコーナーがあり、毎回誰にどんなコスプレをしてもらおうか悩んでいるのですが、アニメ好きのスタッフから「このアニメキャラが良いのでは?」「この芸能人アニメ好きだから出演してくれるのでは?」とアドバイスをもらいキャスティングして、おもしろい収録に発展できています。

近年ではテレビ番組もネット動画も取り扱う内容が細分化されていますので、今まで誰も見向きをしなかったことから、とんでもないコンテンツが生まれていくと思います。

▼伊藤康一プロデューサーの社員マガジンはこちら

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