エレカシと出川さんとあと2人
note、、、自分を振り返るいい機会・・・
ただ見直そうと思っても写真とか資料とかはほぼ皆無。
どうせ取っておいても見ないんだからと過去の物は手元に残さないタイプでした。
こういう時に必要なんですね。後悔してます。
業界歴20年の43歳。勝手に関わりが深いと思っている人たちについて綴ります。
エレファントカシマシ宮本浩次
童顔がコンプレックスのディレクター岩本です。
業界に入った当初は童顔なんて気にもせずジャージ姿で仕事をこなしていたのですが、30歳を超え、色々なお店で「学割効かないですけど大丈夫ですか？」とかなんとか。その頃はタレントさんとも打ち合わせする機会も増えていて、やっぱりこのままではいつまでも若手に見られるんじゃないか…もっと威厳がないとヤバいんじゃないか…と自分なりに分析。
そういえば、あの頃なぜか周りの人がみんなあごヒゲを伸ばすという、あごヒゲブームが到来したのですが、、、みんなも威厳が欲しかったのかな。。。と思い出しつつ。
自分はあごヒゲブームには乗らず、これからは襟付きのシャツしか着ない！と決心。ただオシャレには無頓着だったので、無難な白シャツばっかりを着ていたのです。
すると、いつからか「エレカシの宮本さん意識してます？」という声。
少し顔も面影があるらしく、さらに白シャツばっかり着てるので完全にそっちなんだと思われていたのです。
ちなみに現在吉本興業さんと一緒にやっているYouTube「パロディCHANNEL」。吉本の芸人さんがモノマネやパロディをお届けするのですが、その会議でも「ネタに困ったら岩本さんがエレカシで歌えばいいんじゃないですか？」とイジられることも。笑
いつの間にか自分もその声に触発&影響され、エレカシ好きに・・・白シャツもあえて着るようになりました。
そして、自分の演出番組のテーマソングはほとんどエレカシでいかせてもらってます！！
出川哲朗
決して忘れられない番組。
それは日本テレビで企画・演出させてもらった「エイキョーさん」
大学卒業と同時にシオンに入社し、10年が過ぎた頃、ふと。いつまでも人の番組だけやってていいのか…と漠然と思い始めました。面白いだけじゃなく人に刺さる番組を作りたいと。テレビで放送する意味のある番組。
そこから企画書を作っては局員の知り合いに提案する日々。
その努力が身を結び通った企画が「エイキョーさん」、芸能人に影響されて人生が激変した一般の方を紹介する番組です。
例えば、鈴木奈々さんの姿を見て自殺を思いとどまった人…。
鈴木奈々さんがテレビでガムシャラに頑張っていたら、その姿に励まされ、命を絶つことを思いとどまり人生を再出発できた男性。この番組がなかったらその事実を鈴木奈々さんは知らないままでした。VTRを見る鈴木奈々さんは号泣。自分も現場で見ていてウルっときてしまいました。
そんな番組のMCをやってもらったのが出川哲朗さんでした。
1回目の放送が運良く高視聴率で２回目の特番。収録前の打ち合わせ。
内容を説明しようと思ったら、出川さんが「説明は大丈夫！1回目もVTR面白かったから今回も面白いんでしょ、期待してるよ！」と。
さらには、自分が知らないところで日本テレビの偉い人に「エイキョーさんっていう番組、やらないの？絶対やった方がいいよ」と。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
残念ながら放送は3回で終了してしまったのですが、自分が思いを込めて作った番組が人の心にちゃんと刺さるんだと。
出川さんとやれたこの番組が、この経験が今も自信を持って番組を作れている原動力になっています。
ちなみにエイキョーさんのテーマソングはエレカシの「今宵の月のように」。
いつの日か〜輝くだろう〜今宵の月のように
あと2人
最後に過去の写真を探した時に唯一いい写真が残っていた2人をせっかくなので紹介。一緒にADも経験、今もなお共に働き、頼りにしてるふたりです。
1人目は当社の看板ディレクター今泉さん
↑
約20年前の写真
付き合いはもう業界歴と同じ20年くらい。
今でも自分の番組のほとんどを手伝ってもらっている、プロフェッショナルなディレクターさんです。
20年前はチャラかったですが、今ではシミもでき、白髪も生え、苦労が絶えない、40歳の彼ですが、敏腕なので是非お仕事お待ちしております。
2人目はジーリンクスタジオの看板営業マン渡部さん
↑
約3年前の写真
彼とも付き合いはもう業界歴と同じ20年くらい。シオンで一緒にADも経験し、いつしか別の道へ。今は編集スタジオの営業スタッフ。決してシオンにいる時は活躍できた方ではなかったですが、笑
外部の人間として一緒に仕事をするようになってわかるのはやはり人柄の良さ。渡部さんの仕事に対する熱意となんとかしてくれる感は半端ないです。ADの頃、赤ペン投げてしまってごめんなさい。反省しています。
編集所をお探しの時はぜひジーリンクスタジオへ。
なんだかんだ言って、これからは人に影響を与えられる人生を歩んでいけたらなと思います。
株式会社シオン
上席執行役員
岩本 雅直
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