見出し画像

SIONクリエーターズvol.23「ニノさん」「マツコの知らない世界」チーフディレクター山口耕平

今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「ニノさん」やTBS「マツコの知らない世界」をはじめ、多数の特番を担当するチーフディレクター山口耕平

画像1

チーフディレクター山口に直撃インタビュー

Q.番組を制作する上で一番のこだわりポイントは?
いわゆる“ケツ合わせ”ではなく、
効率的に素早くプロジェクトを進めることをこだわっています。
自分だけでなく、周りのスタッフにも意識をさせ、
チーム全体が余裕を持つことで、新たに「面白いこと」や「コンプライアンス的に危険な部分」などに気づけますし、時間的に対応が可能です。
結果的に、クオリティーがあがると思います。

Q.やりがいを感じるところは?
狙っていたことがハマった時に感じます。
それは、番組によって違うのですが…
例えば、マツコの知らない世界では、タイトル通り「マツコさんの知らないこと」を提示し、感動してもらえた時。
ニノさんでは、盛り上がり方にファミリー感が出た時。
そして、それらが視聴者に伝わることが一番です。

Q.制作するにあたり苦労した点や悩んだ点は?
スケジュールがきつくて、体力的に苦労することはありますが、
それ以外では、あまり苦労することも悩むこともないです。
しいて言うのであれば、“ケツ合わせタイプ”の人と仕事をする時は、
多少のストレスを感じます。
でも、人それぞれだとも思うので、出来るだけ上手く誘導して対処しています。

Q.出演者のマル秘エピソードはありますか?
スクール革命!という番組を担当していた時。
年に一度、修学旅行といって、地方に泊りがけのロケに行っていました。
ロケ終わりに宴会をするのですが、その際に内村先生はビール瓶を持って、
全てのテーブルを回り、スタッフをねぎらってくれました。
制作スタッフだけでなく、技術チームも含めです。
本当に素晴らしい人間性だと思います。

Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
物事の本質を素早く見抜ける人は強いと思います。
テレビ制作は、ドラマや映画、CMなどの他の映像コンテンツと比べ、
圧倒的にスピーディーです。予算も人員も多くはありません。
その中で、「対峙している業務内容の意味合い」や「仕事の優先順位」、
「本当に必要なものなのか?」などを素早く見抜けると有利です。
予算や人員の潤沢さで昔はカバーできる部分はあったそうなので、
「今、求められる人材」は変化していると思います。

Q.今後、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
テレビはあくまで娯楽なので、もっと生活に根付いていたり、
人の為になるような映像コンテンツを制作してみたいです。

▼山口CDの社員マガジンはこちら

▼「シオンクリエーターズ」バックナンバー

▼弊社では、地上波での番組制作の豊富な実績を元に、「企業動画広告」や「YouTubeなどでのオウンドメディア向け動画」も制作しております!

↓詳しくはこちら↓

▼「デジタル動画事業」の無料ダウンロード資料も配布しております
https://sionnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/sion_pitch.pdf




みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!