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ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯⑤

長女も2年生、来年は下の子も小学生かぁ…
保育園の送迎がなくなる分、少しマシになるかな?
スポーツ系の習い事したいとか言い出したらどうしよっかなー…
などと考えながら、自転車を漕いで小学校に向かっていたところ。

出会ってしまったんです。


ただのワーママが
地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯④

の続き!!

■物件の出会いは突然に

その物件は、小学校の門の目の前にありました。

ずっとシャッターが閉まっていた、大きな平屋。
プレハブの上等なやつ?って言ったらイメージわかりますか?

どっかの会社が倉庫兼事務所として借りてるらしいと聞いていた、その下りたシャッターに、「貸事務所」という張り紙が出されていました。

門から徒歩10秒、信号すらない距離。
駐車場は縦列だけど数台は停められる。
全面ガラス張り・両引きの出入り口と、大きくセットバックされた店舗前面。ちゃんと軒も張り出している。

これは、かなり広い?思わず問い合わせて、中を見せてもらいました。

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後ろ側には大きな倉庫として使えそうな建物もついており、中で扉がつながっていました。なんでも、昔は文房具屋さんだったそう。うん、そんな間口です。

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給湯室もあった。トイレはひとつ。

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なかはがらんどうだったけど、私はリフォームプランナー。
いくらでも自分が思うように作りこめます。
工務店のツテで、たぶん普通の人よりずっと安く内装を仕上げることができる。

家賃がかなり高いな…

仕事柄、たくさんの物件を見てきたし、人と物件の出会いのストーリーも見たけれど、いい物件に出会うかどうかは完全に。というか、

今後、こんなにお稽古事業に適した、校区内物件に出会うことはないだろう。

直感を信じて、すぐに契約のために動くことにしました。

■事業計画から資金準備

しがないフリーランスの兼業主婦な自分には、ほぼ資金が貯まっていなかったため、日本政策金融公庫から融資してもらうことに。

いったん物件を借りたい!と希望を出しておさえてもらってから、速攻で事業計画書を作成していきました。

書き方や注意点まで網羅してくれ、ありがとうg〇〇gle先生!!笑
ネットの力は偉大・・・。

短期間で作り上げた事業計画書だったけれど、粘り強く金融公庫の担当者とお話しをして、通すことができました。

もちろん図面は自分で書き、イメージパースを作成。

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・ベビーカーで寝た子を起こさず入店できるつくり

・小上がりで、靴を脱いで上がれるスペース

・勉強スペースにもなる幅の広い通路

・お稽古場所から死角になるカウンター

・子供はトイレ待てないから、トイレ増設

・引き戸で区切れるスペース、開けると広々

など、かなり考えて内装を作り上げました。

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子供たちが派手に動いても、騒いでも「下の人がうるさいよ!」と言わずに済む平屋つくりがほんとうれしい物件です。

こうやって、資金で多少無理を感じつつも、「こんな場所が地域にあったら」を自ら作ったのです。

■準備からOPENまで

場所というのはあくまでもただの箱。

こういう習い事あったらいいな、こういう講師がいいな、、と一つずつプログラムを考え、人に紹介してもらったり、自分で調べてコツコツとメールを出してアポイントを取り、面談して講師をお願いするということを積み重ねて…

2017年10月。

〈学び舎しおらぼ〉をOPENさせました。

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私自身が育児中に行く場所に困ったので、子連れにやさしいというのは重要な要素でした。おしゃれすぎず、ちょっとゆるい気持ちで連れてこれる。

私がこの場所を作る必要があった理由は、次の記事に書きます。
(次が最後です!長くなっちゃたな…)


ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯⑥
へ続く・・・!!

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