ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯②
長くなってしまったので、最初の会社での話で2個目になってしまった。笑
ワーキングマザーとして、どういった働き方がいいのか模索するきっかけになった経緯のため、お付き合いくださいませ。
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ただのワーママが
地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯①
の続き!!
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■2人目の育休明けの壁
社員想いな社長と、優しい開発部メンバーのおかげで順調に復帰。
無理なく2人目出産に挑んだ私でしたが、まさかの伏兵は育児休暇中に出現していた…。
・2人目育休明けの上司とバトル
「子供のことでいつ休むかわからない人材は、
リソースとしてカウントできない」
これは、育休明けの直属上司からたびたび言われた言葉。
時短で復帰していたのだが、子供はどうしたって前置きなく体調不良になる。
しかし、初の集団保育では0歳の子供は当たり前に熱を出す。下痢もする。
持ち込まれる病原菌も2倍になるのか、上の子までも(笑)。
それでもうちの子供たちは、同じ保育園の子供たちと比較をしても、かなり病気をしないタイプでした。
保育園時代にインフルエンザにすらかかったことがないくらい。
けれど有給休暇をつかって予防接種に行った翌日、どちらかが発熱…というようなことが月に1回でもあればこの言葉を言われてしまう。
このころ「キリのいいところまで残業」という選択の自由のある夫が恨めしくて仕方なかった。私には、「育児と仕事と家事」があり、自分の時間を仕事へ振るという選択肢はない。帰りに本屋に寄る暇もない。
夫は地方公務員だが、妻も働いているからと言って定時で帰宅させてくれるような職場ではない。
「もう、週に3日とかの契約にしていいから、
そのかわり100%出勤してよ」
・・・たとえ週に3日だって、ちょうどその日に熱が出たらどうすりゃいいのよ!
時短で減った給料では、通常保育の料金と緊急時の病児保育の料金の出したら手元に残らない。そして、病児保育に預けるにしてもかなりの手順と時間がかかるため、午前は半休になってしまう。
早朝から熱のある子を連れて診察室で待機するのだが、病児保育がある小児科はかなり混む。診察が終わってから、預けられるまでに数時間かかることもある。
理解のない私の上司は、40代独身男性だった。
加えて納期ありきで、過酷な開発部の仕事はとても面白いし、自分にとって適職だと感じていたけれども、乳幼児2人を抱えたワーキングマザーには無理だと感じていた。
そして、数年の間に2回の産休・育休を取った私にとって、技術系ベンチャー企業の技術情報更新は早すぎた(※産前産後の脳は、、ホルモンバランスの関係でちょっとアホになるのだ…笑)。
・一大決心、会社を辞めよう
この仕事が好きで、適性もあって、、だから結婚しても続けたし
二人子供を出産しても育休とってがんばって復帰した。
周囲からの「3歳児神話」圧力で苦しいときもあったけど、根っからの仕事が好きな人間だから、今回も一人目と同じように復帰して、壁を乗り越えられると思っていた。
けれど2人目のハードルは予想よりもはるかに高く、悔しいけれどたしかに急に休むかもしれない人材は、納期が厳しい開発部では仕事がしにくい。
私は違う部署に異動ということが決まってしまった。
そのことがきっかけで、今一度自分のキャリアや今後のことを考えることができた。
33歳女性。乳幼児が2人。
開発スキルはない、マネージメントは未経験。
他の会社で働いたことがなく、事務などの実務経験なし。
-もし、今の会社を辞めたら仕事はあるんだろうか
-あの就職氷河期のようなみじめな就職活動はもう嫌だ
-正社員が無理なのは当然として、たとえば技術系派遣、いやアルバイトでもあるだろうか
いろいろと派遣会社でも調べ、周囲の友人に訊きまくって・・・現在の仕事は生かせない、という結論。
福岡には、テストエンジニアという仕事はまったくと言っていいくらいに無い!!
転職リミットは女性ならおそらく30代真ん中くらい。
しかも、管理職を経験してないと無理。
どうせ好きだった開発の仕事から離れるなら、
興味がある新しい分野の勉強を始めたいという気持ちがムラムラと…。
今の会社を辞めたら、きっと正社員はもう無理だ。
収入は半分になるだろう。
いや、仕事すら見つからないかも?
などマイナス面も当たり前に予想がつくため、かなり悶々と悩みました。
が、決心しました!
好きな仕事から離れてしまった・・・と会社内で悩むよりも、
資格なり、勉強なりしながら細々と働けばいいじゃない!?
と、前向きに思えるように。
ちょうど異動したばかりで、なんにも仕事を抱えていない状況。
思い切って、仕事はリセットしよう!
■次なるステップは、”住まい”の仕事
次もPCメインの仕事がいい。
次は「ライフワーク」として長く向き合えるものがいい。
昔から賃貸広告の間取りを見るのが好きだった。
一人暮らし→2人暮らし→2児の母になって、「住まい」というものは変化に対応しなくてはならないということを実感していた。
自分のようにワーキングマザーと、専業主婦とでは必要なスペースや動線が違う。ペットがいる家庭、介護が必要な人間がいる家庭、こどもが巣立ってしまった家庭。
そういったことに目を向ける仕事って、とても面白そう。
善は急げ、ということで退職日よりも前にハローワークに走り、建築CADの資格を取るための訓練校を捜してきました。
退職後すぐに4か月、これなら保育園を辞めることなく資格取得の勉強ができる…。
やはり、情報は自分で掴みに行くもの。
最初の会社に入って7年、ここからはまた新しいフェーズに入りました!
ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯③
へ続く・・・!!
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