音楽を信じる【ありのまんまでいいじゃないvol.24】
最近反省していることがある。
7年も一緒に音を鳴らしてくれているちゅーるにもこの件で謝ったところだ。
8年くらい前にやっていたバンドがあったんだけど、それは自分の心に限界が来て辞めてしまったんだ。
その後ひょんなご縁から前身バンドに加入してなんたらかんたらと続いて、改名して宙を走る六等星を始動して一年半。
2021年くらいからの自分の人生はすごく濃厚で色々な変化や刺激をたくさんもらっている。
本当に僕と関わってくれている人。
そんな僕ですが、気持ちは音楽家。
音楽で生計を立てられているわけではないけど、音楽を軸に生きてきた僕の人生は間違いなく音楽家の人生だ。
そんな僕だけど、最初に組んだバンドで心が折れて以降音楽を信じていなかったことに気付いた。
本当に恥ずかしいことだが、見せ方ばかりを気にしていたように思える。
音楽作りに手を抜いたなんてことはないのだが、どこか見せ方を優先していた気がする。
馬鹿野郎って言って自分を引っ叩きにいきたいな。
暗い部屋の中イヤフォン越しの音に感動したあの日。僕は見せ方なんて気にしていたか?
知らないアーティストの知らない曲にただただ泣いていただけじゃないか。
ONE OK ROCKの「キミシダイ列車」もELLEGARDENの「金星」も
斉藤和義の「僕の見たビートルズはTVの中」も
THE BLUE HEARTSの「青空」も
RCサクセションの「トランジスタラジオ」も
なんだか分からないで聴いていたけど、涙が出たじゃないか。
『音楽って人を感動させる力があるんだよ』
自分が音楽で鳴かず飛ばず飛ばずなのは見せ方なんて小さいことの問題じゃない、自分の実力が足りない、ただそれだけなんだよ。
認めなくちゃ。
鳴いた奴も飛んだ奴も自分よりも確実に何かを積んでいるんだって。
そしてその上で諦めるなって。
まだ頭で音が鳴ってるじゃんか、まだやろうとしてやれてないことあるじゃんか。
それくらいやりきってから朽ち果てようや。
いつも観てくれている人、着いてきてくれている仲間達ごめん。
不甲斐ないのはいつだって僕だったな。
もう一回音楽信じて生きていくからさ。
良かったらこれから出てくる音楽達聴いていってよ。
それからこのバンドどうやろ?この人間はどうやろ?って感じてもらえたら嬉しい。
こんなイかれた世界だから少しでも真面目な奴や頑張ってる奴の心が折れないような、前を向き続けられるような、そんな音楽を作るのが僕の今やることや!
ファンファーレが始まる。
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