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就活時代にベンチャー企業を選んだ理由

今回は、就活時代にどうしてベンチャー企業を中心に見ていたかについて書いてみようかと思っている。

就活の軸:”自分"の力をつけること

就活当時、自分の軸として、一番大きかったのが”自分の力をつけること”だった。

父の姿

1番の原体験は父の姿を見てきたことである。
とある大手企業で働く父が、昔からの長時間労働で体調を崩したり、長い間単身赴任してお互い寂しい思いをしたりといった経験から、自分にはそういった働き方はできないと思っていた。
自分だったら転職するだろう。もう少し自分に選択ができる職場を選ぶだろう。
そう考えていたが、なぜそうしないのか、そうしないのではなく、できないのだと思った。
縦割りの仕事の中で、業界特化のニッチな業務を行なっているために、転職できたとしても同業種で、結局似たような過酷な労働環境になってしまう。
自分自身は、何か会社の仕組みや資産に依拠するというよりも、自分自身のスキルを売りに稼ぐことで、上記のような過酷な環境から脱することができると思った。もっというと、自分が働く場所、一緒に働く人、働く時間をコントロールできるのではないかと思った。

"自分の力"をつけるために

自分の力をつけるために、下記のような条件を考えていた。

●大きな設備や仕組みというよりは、人の力が売りの企業
  ←自身のスキルをつけるため
●新しいポジションが生まれやすい成長企業
  ←若いうちから責任を持つ役割を担うため
●事業の意義に共感/納得できる企業
  ←心の底から打ち込んで仕事をするため
●縦割りでなく幅広い仕事が見れる企業
  ←ビジネスの全体感を理解するため
●心から尊敬できる人達と働ける企業
  ←自分の成長や姿は、普段接する人たちから多分に影響を受けることから
●経営層と距離が近く働ける企業
  ←ビジネスの全体感や高い視座を理解するため

上記に当てはまってくるのが結果的にベンチャー企業であったし、今の勤務先は特に上記を満たしていると今思うと感じる。

※「心から尊敬できる人達と働ける企業」については、就活にて接する社員さんからは、大手企業にもその可能性を感じた。ただし、実際にはリクルーターに抜擢されるような社員は社内のエースであって、自分が実際に配属されて一緒に働けない可能性もあり、不確実性が高いと感じた。

入社して丸5年を振り返って

上記の就活軸を振り返り、まずこの軸で就活をしていて良かったと感じている。
自分自身にスキルを身につけることで、仕事の自由も得られているし、何より幸福感高く仕事ができている。

また、5年経ってみても、現職はこの軸に合う会社だったように思う。

就活の軸、ひいては自身にとっての幸福は人それぞれではあるが、何か参考になると嬉しい。

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