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マルクス・アウレリウス「自省録」を読む 岸見一郎 読書感想文

岩波文庫版「自省録」は途中で積読になり 解説本で再挑戦。自省録はアウレリウスが自分のために書いたので 言い回しなどわかりにくい点が多々あるので 手助けしてくれる。世界の最高権力者であっても 人間の悩みは古今東西買わないこと。経済優先社会の世界にあって学ぶことが多い。アドラー心理学との組み合わせは著者ならではの考察が得られる。解説本の利点は本のアウトラインが理解できることだが、欠点は解説者の視点になり 自分で見つける気づきが得られないこと。原書を読んでから解説本という流れが僕には合っている。岩波版に戻れそうかな?


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