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彩ふ(いろう)読書会レポート第二部課題本 お探し物は図書室まで 青山美智子

2021年本屋大賞第2位!!

「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。(広告から)

参加者の感想のまとめ

共感できないエピソードは、自分との価値観や人生経験が大きく違うから。

共感できるエピソードは、性格や行動が似ていたり 人生経験が重なる。

ハッピーエンドな物語は好感を持つが 現実との差が大きすぎるため ファンタジーの印象がある。大人の童話とも言える。

幅広い世代と男女の悩みは 共感できるし ロンド形式は面白い。

自分の人生と重ね合わせて 振り返ることで新しい意味が生まれる。

羊毛フェルトに挑戦した人がいて 実物を拝見できた。

羊毛フェルトはアートなので 自分の想像で意味を見出して 悩みの解決につながる。

自分で解釈を楽しむアート鑑賞の基本。

図書室の小町さゆりのキャラクターの魅力がいっぱい。

羊毛フェルトをつくるときの音が ブスブス、ツンツン、ザクザクなどの擬音が見る人により違う。

青山美智子のファンからは 表紙カバーの写真の違いなど

羊毛フェルトを選び出す直感が素晴らしく どのように鍛えているのだろう。

自分の行動が知らないところで影響を与えている(バタフライ効果)不思議さ。

単行本のカバーは図書ラベルをデザインしているという発見があった。


Aテーブル男性3名女性3名 20〜60歳代

世代や男女の違いから 幅広い意見交換ができた。他者の性格や価値観、生き方などの一片を知ることができるのは 読書会の大きな魅力。新しい気付きや発見から 自分自身を知る手がかりにもなるし 他者の視点は驚くことが多い。読書体験を共有できる喜びは 非日常体験。

note 青山美智子さん 

「お捜し物は図書室まで」のカバーの撮影の記事です。


彩ふ読書会HP 

来月は7周年記念のスペシャル・イベントです。チェックしてみてください。


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