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ロビンソン・クルーソー (光文社古典新訳文庫)

漂流記の代名詞ながら初読。ロビンソンという人間について考察。漂流生活を規律正しいものにする几帳面さ。絶望することはあっても立ち直るタフさがあり 手先は不器用ながら創意工夫に優れている。安定より変化を好み衝動的に行動する一方で 思慮深さがあり判断に迷いがない。想像力が豊かで感受性が強いので不安や恐怖も大きい。自分と共通する点が多く親しみを覚えた。しかし無人島から生還する人は 人間社会では生きづらさを感じやすい。だから放浪するのだろうか?


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