見出し画像

ロードジム ジョゼフ・コンラッド

ロードジム ジョゼフ・コンラッド
ジムとの出会いから最期までをマーロウが語る物語。語り手マーロウの思慮深さと洞察力には圧倒されたが、物語の展開がゆっくりしているため、途中で二週間ほど挫折してしまった。ジムは内向的で自己に厳しく、そのため葛藤が多い人物だ。新天地を求めて放浪する姿は自分探しに似ているが、過去からは逃れられない。理想主義者であるジムは誤解や「不実」という印象を与えがちで、理解者は少ない。共感できる部分も多いが、社会との折り合いは難しい。船の乗客を見殺しにした行為はやむを得なかったかもしれないが、それを一生背負うのは辛いと感じた。



6/30(日) 「わたしの推し本 神7」7周年イベント開催(大阪市)35人突破

僕が参加している読書会で 7周年記念のイベントが開催されます。

読書好き、本好きであれば どなたでも参加できます。

僕は参加して二年 和やかな、あたたかい雰囲気の読書会です。

ぜひチェックしてみてください。読書会+お楽しみイベントがあります。

彩ふ読書会(いろう読書会)

《大阪》6/30(日) 「わたしの推し本 神7」推し本披露会SP” 7周年イベント開催のお知らせ


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?