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はじめての短歌 穂村 弘

読書会の紹介本。笑ったり、驚いたり、感心したりの短歌の面白さを教えてくれる。説明しないことで 想像が膨らんだり感情が沸き起こる不思議さ。社会だと説明することや わかりやすさが優先するので無味乾燥になりやすい。言葉の選び方で こんなに変わるんだという驚き。著者と同世代なので そうだねとうなずくことが多いし 「生きること」「生きのびること」の見方など面白い。お気に入りの短歌「雨だから迎えに来てと言ったのに傘も差さず裸足で来やがって」

自分にないものを持っている人には感動を覚える。

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