時代を先取る

マトリックス4製作発表!
今更感あるけどどうなんだろうか...
マトリックスシリーズは仮想現実、人工知能など昨今のリアル社会でも話題の世界観が売りですが、1作目(1999)製作時はワーナーブラザーズもあまり乗り気ではなく制作費も出し渋ってたんですよね。
当初制作チームは8000万ドルを要求したのですが、ワーナーブラザーズは1000万ドルしか出さなかった。しかし、監督のウォシャウスキーはそれで一念発起し1000万ドル全額投入して渾身のオープニングを撮った。

するとOPを見たワーナーブラザーズは心打たれて要求された制作費を出す事を決めたようです。

斬新なアクションシーンや編集、VRやAIなどの用語の認知度が現在ほど高くない時代背景もあり、最終的に制作費6300万ドルを投入した初代マトリックスは4億6300万ドルの興行収入を得て大成功に終わります。シリーズ累計だと16億ドル以上!

カルチャーは映画でもファッションでもなんでも、時代を先取りし過ぎると誰にも理解されないので、時代のほんの少し先を行くぐらいが良いのかもしれないと思いました。

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