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そもそも「コリ」って何?

筋肉のこわばり(以下:コリ)は、筋肉の筋線維が持続的に収縮した部分で、力を抜いてもこの部分の筋線維が弛まず、周りの筋肉と比較してコリコリした感触があります(例えば、肩こり・腰痛など)。



コリができる原因とメカニズムは、以下のように推測されています。


◾️筋肉による血液循環

筋肉の運動(収縮・弛緩)は、血管を繰り返し圧迫・弛緩することで筋肉内の血液循環を促し、酸素や栄養を届ける、老廃物を排出するポンプのような役割を果たしています。


◾️コリの原因

筋肉のコリの主な原因は、過度の負担による「筋肉組織の損傷」「持続的な筋緊張」「血行不良」です。

長時間同じ姿勢を続けたり特定の筋肉ばかり使い続けることが原因の1つです。さらに、過剰なストレスにさらされると、自律神経が乱れて筋肉がうまく弛まずに血行不良が生じコリや痛みが出現しやすくなります

また、パソコンやスマホを見る時などの姿勢の悪さ目の使いすぎなどで、首の筋肉が凝り固まり、首の動きを悪くしたり不快感を招いて首こりの原因になることもあります。

この症状はさまざまな原因によって引き起こされることがあります。

01. 過度な負担や筋肉の使われ方の不均衡

長時間の重い運動など特定の筋肉を過度に使うことによって、「筋肉組織の損傷」が起こります。

02. ストレス

ストレスが高まると筋肉が緊張しやすくなり、長期間にわたるストレスは「持続的な筋緊張」につながります。

03. 姿勢の悪さ

長時間の不適切な姿勢は、特定の筋肉に過度な負担がかかり「持続的な筋緊張」「血行不良」の原因になります。

04. 寒冷や湿気の影響 

筋肉は寒冷な環境や湿気に敏感であり、これらの条件が筋肉の「持続的な筋緊張」を引き起こす可能性があります。

05. 筋力の不足

特定の筋肉が十分に発達していないと、周囲の筋肉がその代わりに働き、これが不自然な負担となり過度な負担となります。


◾️コリの発生メカニズム

筋緊張が持続する(力が入ったままの状態)ことで、長時間血管を圧迫し血流の悪化が酸素・栄養不足を引き起こす。
また、発痛物質や疲労物質などが神経を刺激して、さらに筋緊張する助長する「コリの悪循環」に陥ります。

コリの悪循環発生メカニズム


◾️コリを軽減する方法

コリを軽減する方法には、休息、適切なストレッチ、マッサージ、温熱療法、リラクゼーション、適切な姿勢の維持、適切な栄養摂取、適切な運動などがあります。

しかし、症状が慢性的である場合や重大な原因がある場合は、医師の診察を受けることをお勧めいたします。

心身ケア サロン では、心身の緊張を軽くする リラクゼーション をお届けしております。


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