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発信する勇気

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingoです。今回は今の自分にとても刺さった本のことについて書いてみようと思います。
書評なんて立派なものは書けませんが、あくまでも個人の感想として書きますので、その前提で読んでいただけると嬉しいです。
読んだ本は、noteでも大活躍している末吉宏臣さんが書いた「発信する勇気」です。

末吉さんはnoteでブログ発信を続け電子書籍、ついには商業出版(書店に並ぶ紙の本)まで成し遂げた憧れの存在です!

私自身はまだ本格的にnoteを始めたばかりで右み左もわからないひよっこですが、情報発信する場としてnoteにはとても魅力を感じています。
そんなnoteでの情報発信から幅広く認知度を高めて商業出版を実現されたnoterとしての大先輩でもある末吉さんは本当にすごいと思います。
さて肝心の本の内容です。
構成的には以下の章立てになっています。

・はじめに
・プロローグ
  1億層発信時代で、苦々しい思いをしている人が増えている?
・第1章
  なぜ、人は勇気が持てないのか?
・第2章
  発信する人生、発信しない人生
・第3章
  「いまのあなた」にこそ、発信する価値がある
・第4章
  さぁ、あなたも発信してみよう!
・第5章
  発信にまつわる不要な思い込みや感情を手放す
・第6章
  勇気を出して、あなたの影響力を解放する
・おわりに

「発信する勇気」末吉宏臣著:きずな出版

インターネットやSNSの普及により誰でも世界に簡単に情報発信できるようになり、「一対一」のコミュニケーションから「一対多」という新しいコミュニケーションが生まれ便利ですごい時代になった反面、誹謗中傷や炎上などのリスク、フォローワー数やいいね数による他者との比較で劣等感を感じるなどメンタル的にもネガティブな側面もあり、なかなか発信することに躊躇する人は多いのも事実でしょうし、私自身も情報発信に自信がなくてなかなか一歩が踏み出せないひとりでした。
しかしこの本を読めばきっと「発信する勇気」をもらえる!と思いページをめくっていきます。

文章もとても読みやすく、すんなり入ってくるので一気に読んでしまいました。元々読書は好きで本を読むことは苦ではないので比較的読書スピードは早い方ではありますが、途中で手を止めることなく読了するのは久しぶりの感覚でした。

私が特にいいなと思った部分をいくつか抜粋して紹介します。

(発信する7つの勇気)
1. 間違うことを恐れない勇気
2. 過去の経験を全て活かす勇気
3. 自分という人間を伝える勇気
4. 下手なままでも出す勇気
5. 数字に振り回されない勇気
6. 自分から人とつながる勇気
7. 自分や大切な人を守ってあげる勇気

「発信する勇気」末吉宏臣著:きずな出版

多くの人が、他人に良く見られたい、失敗は恥ずかしい、自分のことを知らない人に開示するのは抵抗がある。などさまざまな理由で発信することへの心理的ブロックをかけてしまいます。
しかし上記の7つの勇気を持つことで「ありのままの自分を発信しても大丈夫」「完璧じゃなきゃダメなんてことはない」と思えるとともに、勇気を持てずに発信しないより、少しの勇気を持って小さな一歩を踏みだすことで広がる可能性の方がどんなに自分にとってメリットが大きいかとあらためて認識することができました。
具体的な内容はぜひ!本を実際に読んでください。絶対損はしません!

人生には、そのときにしか発信できないものがあります。
私の場合には、いまの自分にしか書けない文章です。
私が書かなければ、世界中の誰も書くことができない文章。
そしてそれは、未来の自分にも書くことができない文章です。
もっと書くのが上手になってからでは、書けない文章。
今日という日は、今日しかありません。当たり前の話です。
だから、そんな今日にしか、表現できないことを発信しましょう。
それは人生の軌跡になります。
自分が歩む足跡を残すのに、上手いとか下手は関係ありません。

「発信する勇気」末吉宏臣著:きずな出版

じつは、この本の中で私には一番刺さった文章がこちらでした。文章がまだまだ上手じゃなかったとしても、今の自分にしか書けないことがあって、それは今発信しなければ、世界の誰にも発信できないものなのだと、ズキューンとハートを撃ち抜かれました!

これ以外にも具体的な発信のノウハウや、メンタルブロックの外し方など発信するためのアドバイスが盛りだくさんで、本当に背中を押された気持ちになれます。
そして最後に、続けることの大切さもあらためて教えていただきました。
文中には『かもめのジョナサン』で有名なアメリカ合衆国の有名な小説家、リチャード・バックの言葉を紹介しています。

「プロの作家とは、書くことをやめなかったアマチュアのことである」

「発信する勇気」末吉宏臣著:きずな出版

日本にも「継続は力なり」という言葉がありますが、まさに情報発信でも続けることに意味があると実感しました。

ということで、「発信する勇気」末吉宏臣著を読んだ私は、発信する勇気をもらって、これからも自分にしか書けない文章を発信し続けたいと思います。
自分も発信する勇気を持ちたいという方はぜひ本を手に取って読んでみてください。


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