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まさかの。

知らんかった。

今日が父の日だって事を…。

私には無縁だと思っていたんです。

また、あの子から差し入れが来ました。

父の日のプレゼント…。

甚平でした。

でも…消毒されてびしょ濡れになって、
しまったので、乾くまで待って下さいと、
看護師の人に言われました…。

メールが届きました。

「いつも、ありがとう。」
「勘違いすんなよ!これはただの感謝の気持ち」
「早く帰ってこいよ、何してんだよ」
「心配ばかり、かけやがって…」
「とりあえず、気にしないでいいから」
「気まぐれなだけだからな!」

先日も、来て、窓の外にいたので、
急いで窓の外を見てみた…。

すると、あの子はいなかった。

恥ずかしくて、逃げたな…。

先日、私には父親がいないので、
学校の父の日の工作を校長先生に、
したと投稿しました…。

あの子にも、父親はいません。

はて、詐欺罪は、何年まで刑務所に、
いるのだろう…。

もう、出てきてるかもしれない。

でも、あの子の様子だと、父親は、
あの子に会いには行ってないんだな…。

私は、メールが苦手だが、
あの子の為にメールを送った。

「びっくりしたぞ!お前、成長したな。」
「昔のオレをみている様だったよ」
「とりあえず、ありがとな」
「これじゃ、死ねないな。」

そう、返信した。

あの子からメールはありませんでしたが…。

感謝される事もしてない…。

あっ!このnoteの事か?
あの子に頼まれて始めたんだもんな。

ん?あの子は、noteを始めたかもしれない。

今まで、父の日だっとしても、
あの子から、何かされた覚えはないのだ。

ふむふむ…なるほど…。

勝手な想像だが…。

お前!note始めたかもだろ!
隠してもムダだぞ!

このやろー!

嬉しい事しやがって!

にやけて、しまったじゃないか!

また、泣いてしまったじゃないか!

こんなオレの為に、こんな事するなんて…。

お前は、バカだ!アホだ!

オレのnoteみて、笑ってるんだろ!

もし…noteしてなかったら…何でだ!

何で、こんな、ひねくれ者に、
優しくするんだよ!

どうして、そんなに、
こんな私の事を慕ってくれるんだよ!

お前は…本当に…いいヤツだな。

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