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夜間時事2021年3月16日

今日もまた日本経済新聞の注目記事3つと蔵書から1冊書籍を紹介する。週明け月曜は休暇のために休んだ。

■推薦図書

読書猿(2020)『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』ダイヤモンド

Push Point
1.これぞ大全(ある物事・事象に関する内容を漏れなく集成・編集した書物)。鈍器とも形容できる。
2.いい気に読むのもよし、辞書のように必要に応じて目次を見ながら細々と読むのもよし。
3.単に勉学における技法のみならず、生活、内省や読書の技法まで。自分で頑張るための一冊。

■日本経済新聞

同社は顧客一人ひとりの肌質に合わせて美容液を提供する定額サービスを4月12日に始めると発表。自宅で肌の状態を調べる機器「カクテルグラフィー」を貸出、その肌の状態に適した違う種類の美容液3本を毎月送る。肌の状態はアプリと連動して日々の記録をつけることもできる。注目は、これまでリアル店舗やアンケートでしか収集できなかった顧客の肌情報をタイムリーにそしてより鮮明に集められるということ。今後はデータの利活用スピード(データ利用回転率とでもいおうか?)が鍵となる。

統合新会社が26年3月期に目指す経営目標は売上高で1兆5000億円。目標達成にM&A(合併・買収)が不可欠との見方が出ているためだ。達成に向けたシナリオを考察すると、統合の先に見据える新会社の経営戦略が浮かび上がる。引き続き出店戦略が要だが、インバウンド需要も織り込んでいると思われる。日本製商品や観光資源は、依然価値が高い。コロナ以後の需要回復を捉えての戦略と思われる。当面はインバウンドの回復状況に注目だ。

スマホに続く次世代情報端末として目の前に映像を表示する「スマートグラス」の技術が新たな段階に。米モジョ・ビジョンは目に入れるコンタクトレンズ型を開発し、メニコンと実用化を目指す。東証マザーズ上場のQDレーザは、量子コンピューターに応用できる半導体レーザーを使い、目の網膜に直接映像を映す技術を持つ。メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を手掛けるインターメスティック(東京・港)と提携し、メガネ型のスマートグラスを共同開発した。

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