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夜間時事2021年3月18日

今日もまた日本経済新聞の注目記事3つと蔵書から1冊書籍を紹介する。昨夜はキャンプに連れ出してくれる先輩と同期と久々に会ったために休んだ。

■推薦図書

エラ・バーサド(2017)『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説 』フィルムアート社

Push Point
1.この本は自身の悩みや病に効く古今東西の名作文学作品を紹介してくれる。いわば読書入り口の書。
2.自己評価が低いとき、ストレスがあるとき、つま先をぶつけたとき、と真面目なものからちょっとしたものまで。
3.新たな本に独力で出会うには限界がある。そんなとき気分に合わせて海外文学と出会えるのは面白い。

■日本経済新聞

人材サービスのビズリーチを傘下に持つビジョナル(東京・渋谷)が4月22日に東証マザーズに上場することが決まった。上場で得る資金は既存サービスの販売促進や開発、事業買収などに充てる。足元では採用管理システムの提供や事業承継のマッチングサイトなど多角化を進めており、各事業を伸ばすため20年にビジョナルを設立し持ち株会社制に移行した。

パナソニックは6月、欧州の乾電池事業を独投資会社オーレリウスグループに売却する。アジアでは依然として顧客との接点としてブランドを支えるが、市場が成熟して存在感も乏しい欧州ではその役割を終えることとなる。成長性の見込めない欧州事業は切り離すが、新興国やシェア首位の日本を軸に事業を継続する。利益率が10%程度と高く、リモコンなどに使うため家電事業との関係が強い。新興国で主力のマンガン乾電池のほか、高容量のアルカリ乾電池を売り込む方針だ。

住商は20年秋に量子コンピューター専門の「QX(クオンタムトランスフォーメーション)プロジェクト」を立ち上げた。数十年後の社会実装を目指す長期ビジョンを掲げる。労働集約型の現場改革に向けて、通販の物流施設で個々の作業を見える化するシステムを開発。勤務シフトの作成では量子コンピューターを活用する。これを機に、交通インフラやスマートシティーなど幅広い分野で量子コンピューターの応用の可能性も探る。

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