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隠れてスイーツを食べてみたり

最近の息子はお父さんとお母さんが食べている物や触っている物、なんでも欲しいお年頃なのです。
食べられそうな物なら息子用にも取り分けてあげますし、渡して危険が無さそうなものならば全然渡してあげます。
ですので、いつもスマホは息子に没収されている様な状態なのです。


そんな息子の年齢が、もうすぐ1歳と10ヵ月になるのです。
この位の時期になってくると大体の物は食べさせてあげても大丈夫!みたいなのを良く見るのですが、スイーツ関連は2歳を目安にした上で気をつけて与えましょう。
この様な表記が多いです。

息子は同じ物を食べたがるので、洋菓子店にシュークリームを買いに行く時は息子用にシュー皮だけ売ってもらったりしているのです。

ですが、ちょっと週末に贅沢しちゃおっかな〜?みたいな気分で購入したコンビニスイーツは、甘さも結構ある上にカスタードクリームも多く使われていたりするので与える訳にはいきません。

そこでお父さんとお母さんは考えるのです。
スイーツを楽しみたい、が!
息子の目に入ると食べたい食べたい!と大騒ぎで味わう事が出来ないぞ、と。
何より欲しがっているのに食べさせてあげられないのは、少し可哀想になってしまいます。

それならスイーツ我慢すれば?って感じなんですけど、甘味でご褒美でもしなければ来週から頑張れませんので…
慎ましやかな贅沢という事で、我慢するという選択肢は無い訳です。

こうして生み出した方法が「隠れて食べる」
息子が寝付いた後に食べるのでも良いのですが、あまり遅い時間に甘いものを食べるのは我が家的にあまり好ましくありませんので。

今回はモンブランプリンとクリームを挟んだどら焼き。
まずは、お父さんが息子と遊んで気を引きます。
その間にお母さんがキッチンカウンターの奥に屈んで隠れ、モンブランプリンとどら焼きを半分ずつ堪能してもらうのです。

一息ついた頃にお母さんにスイーツの感想を聞きつつ、ポジションの入れ替わり。
お母さんより一回り大きい体のお父さんは更に体を小さく屈めていそいそとモンブランプリンとどら焼きを味わうのです。

息子からすれば何が起きているかわからず、お父さんとお母さんが入れ替わりで姿を眩ますのです。
そして戻ってくる時には2人共、どことなく満足気な顔をしています。
いつか、息子にもスイーツの楽しみを教える時がくるのでしょう。
赤ちゃん向けの甘さを抑えたスイーツではなく、大人が食べるのと同じ物を。

その日を楽しみにしながら、今日もお父さんとお母さんはキッチンの片隅で見つからないようにスイーツを摂取するのです。

自分へのご褒美をこんな食べ方しなければならないなんて、そんなのってねぇよ!
とも思いながら。

そんな息子には内緒のお話。

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