見出し画像

砂場で見る息子の成長

今日も今日とて天候が良く、気温も高いとの事で近所の少し大きめの公園へ。

とはいえ、車で15分程かかる場所なのでそれなりに準備していく訳ですが。
気温も高いとはいえ、風がビュンビュンだったので結果としてはめちゃくちゃ寒かった訳ですが。

しかし、せっかくのお休みで天気も良いなら外遊びしなければもったいないです。
それでなくともここ数ヶ月は、良くて近所のお散歩しかできていないのですから。

そんな訳でのお出かけ。
広めの砂場がある公園なので、購入後2回しか使用できていないお砂場セットを携え突撃です。
公園で遊び回って、その一環で砂場遊びしたらいいなぁ。とか思っていたのですが。
結果としては1時間半、風ビュンビュンの砂場でずっと過ごす事になりました。

息子は気にしていませんでしたが、お父さんとお母さんはガクガク震えるハメになったのです。
が、お気に入りのお砂場セットでたくさん遊びたいならそれも良しか。と。
2人で震えながら見守っていたのです。

久しぶりに気温が高く、天気も良い公園。
子ども達が沢山遊んでいます。
風ビュンビュンでも子ども達には関係ないのでしょう、みんな元気で大変よろしい。
もちろん砂場にもそこそこの人数がいる訳で。

各々のお砂場セットで遊んでいるのですが、やはり小さな子ども同士です。
お互いジッと見つめ合ってみたり、少し近づいてきて何か喋ってみたり。
お父さんに話しかけてくる女の子もいました。

そんな中、息子はあまり周りを気にせずにひたすら自分のダンプカーにスコップで砂を積み続けているのです。
お父さんやお母さんが手伝ったりお砂場セットに手を伸ばすと、違う!みたいに怒るので本当に見守るだけなのですが。

夢中で砂を積み続ける息子の側に、息子より少しだけ大きいかな?くらいの女の子。
ダンプカーに積み上げられた砂を、女の子が持っているスコップでパンパンと。
息子が砂を積み、女の子が均しで固める。
そんな共同作業が始まった訳です。

怒るかなー?と思いながらお母さんと見守っていると、息子は何も言わずに女の子を見るのです。
そして少しフリーズしてから、また砂積みを再開。
お、意外と仲良くできるか?と思ったのですが。

すぐに女の子のスコップを掴んで、んー!と異議申し立てするのでした。
ここに息子の成長を感じた訳です。

これまでの息子は児童館やコミュニティ広場で、他の子におもちゃを「ちょうだい」されたり、自分が遊びたいものが使われていたりした時に何も出来ずにジッと見ている子だったのです。

その子が、今日は他の子に自己主張したのです。
大きな進歩ではないかと。
女の子も分かってくれたのか、ダンプカーにちょっかいはかけず隣で型作りをして遊んでくれました。

他の子に接する方法がわからず、されるがままだった息子の拒否に少し感動。
これからも自分の意思表示をお父さんとお母さん以外にもしっかり出来るといいな、と。

めちゃ寒の砂場で少しだけ息子の成長を実感できたので、震えた甲斐があったなと。

そんな小さなお話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?