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アンパンマン ひらがなビスケッ

チョ。
そんなわけないじゃん。

人間の脳の予測変換というのは厄介なもので、タイトルの文字列から導き出される言葉は
「アンパンマン ひらがなビスケット」
でしょ。

僕の人生の中で「ビスケッチョ」に出会ったことはないです。
そもそもビスケッチョって何なの?というところからですよね。
ビスケット+チョコ。

今日はお母さんが朝から部屋の片付けをしてくれるというので、邪魔にならないように僕は息子と近所のスーパーへお出かけです。
駐車場に到着して、仲良くお手手を繋いで入店。
これと言って買わなければいけないものも無かったのでとりあえず豆腐一丁を片手に店内を散策。

左手に豆腐、右手に我が子。
右手をグンと引かれ、そちらを見てみると
「まんま、まんま!」
と息子に引っ張られるのです。
我が子はまだ食べ物を全てまんまと呼ぶので。
向かう先にはお菓子コーナー。
業務用のえびせんを手に取ろうとする息子を上手くいなしたりしていました。

「どうじょ!どうじょ!」
息子はして欲しいことや欲しいものを全てどうじょ!と言います。
その手には子どもたちのヒーロー、アンパンマンの写っている小袋。
パッと見た感じ子ども向けの安めのお菓子です。
ひらがな云々書いてあるのでお勉強しながら食べられる素敵なお菓子の様です。
たべっこどうぶつ的な。

まぁ、ビスケット的なものならたべっこどうぶつも既に食べているのでいいでしょう、と。
そのまま息子、豆腐、アンパンマンの4人パーティーでレジへ向かうのです。
レジ打ちをしている店員さんにどうじょ、して無事購入。
店員さんにどうじょ、とアンパンマンを渡してもらいご機嫌の息子。
もちろんそんな光景を見ていた僕もご機嫌ですよね。

その直後不吉な気配を感じ、息子からアンパンマンを奪い取るのです。
もちろん息子は怒るのですがそれどころではありません。

アンパンマン ひらがなビスケッチョ

ビスケッチョじゃん、誰だよ。
お呼びでないチョコ登場。
慌てて対象年齢を確認。

対象年齢:2歳以上。
世の中の親御さんも子どもにチョコを与えるのは大体2歳〜3歳頃とのこと。
だめじゃん、うちの子まだ1歳6ヶ月。
どうしましょ。

ビスケッチョを発見してからはパッケージにチョコが写っているのを発見したり、原材料名カカオマスなども目に入る様になります。
完全にチョコ。何で気づかなかったのか不思議。
思い込みでまだ食べれない物を購入してしまったのです。注意散漫ですね。

まだまだアレルギーのことなどもわからない部分も多いので油断はできない。
特に子どもに与えるものは気をつけなければいけないと反省するのでした。


それはそれとして賞味期限が2022年5月なので
ビスケッチョは息子の2歳の誕生日プレゼント筆頭として我が家のお菓子棚に保管されるのです。
そんなお父さんのうっかりなお話。

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