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お出かけは大変です


今日は子どもを連れてのお出かけがとても大変ですよね。というお話。

まず、お出かけ準備の段階からしてバタバタします。
出発時間にかなり余裕をもって準備をスタートしても、時間通りに出発できる確率は1割そこそこだと思っています。
着替えも終わってそろそろ車を回そうか、この段階で便意を催すのが我が息子クオリティな訳です。

車の中でも移動が長いと少しずつ眠たくなるのかご機嫌がよろしく無くなります。
今回は片道1時間の市立公園に行くのですが、到着前には少しグズり始めるのです。
車内では
あー!バス来たね!大きいトラック来たね!
と盛り上げるのですが限界はあります。

さて、到着です。
息子は車が好きなので、公園に着いても園内には向かわず駐車場や国道の方へ爆進です。
何とか抱き抱えて園内へ向かうのですがこの間も体は弓なり、手足はバタフライ泳法状態。
ガッツリ僕の体力は奪われています。

いざ園内に入ってしまえば好きな方へ楽しそうに走り回るので一安心です。

なんて、そんな訳ありません。
子どもは何故か分かりませんが積極的に死にに行くのです。
冗談でも何でも無く。

噴水のある池にダッシュしますし、高めの階段の手前で踊ったりします。
僕とお母さんもそりゃ、ダッシュで止めるし、常に動けるようにほぼ中腰で待機です。

お休みの日に常在戦場な訳です。
そんな状態で息子を追い続けていると、やはり疲れからか少しイラだってしまうのです。
コレは本当に反省しなければいけません。

可愛くて仕方ない息子ですが、それはそれとして自分の感情がコントロールしきれない時があるのです。

アレもダメ!
コレもやっちゃダメ!
それは他の人のやつだから触らないの!

こんな風に言われていては、子どももつまらなくなってしまうのでしょう。
まだ言葉で伝えられない息子ですが、どんどん機嫌が悪くなってしまいます。
そんな悲しそうな顔を見ると僕も、何をやっているんだろう…と軽く自己嫌悪に陥ります。

ある程度過ごし、もうそろそろ帰ろうか。と。
息子の機嫌の限界、僕の疲れの限界。
泣いている息子と苛立つ僕。

1番の被害者はもうわかりますね。
お母さんです。
お母さんは出店で購入した美味しそうな飲み物を楽しんでいるので、まぁそんなに気にしていなさそうですが。

帰りの車ではずっと泣いている息子の隣にお母さんが移動してくれます。
後部座席に乗っている2人を見て

せっかく良い刺激になれば、と思ったのに
どうしてこうなるのか…

と、また自己嫌悪のお時間です。
帰宅後も少し息子との間に距離ができています。
この頃にはお父さんには苛立ちなんてないのです。
ただただ寂しい。


お出かけは大変なのです。
それは原因が子ども側だけでは無く、僕にあるのです。
子どもが自由に動きたいのは当然のこと。
それを分かっていて、その中で安全に過ごせるように工夫するのが僕の仕事です。

それを放棄して、イラだって子どもに悲しい思いをさせていてはいけません。
これは、まだまだ心に余裕がないへっぽこお父さんだと戒める為の書き出しです。

もっと頑張って
お出かけが子どもの良い刺激になるように、もっと大きくなって記憶出来る様になる頃には楽しかった思い出がいっぱい残るように。

お出かけが大変なのは、この1年半でイヤと言うほど思い知らされています。
それでも、僕もお母さんも子どもをお出かけさせてあげたいしお出かけしている息子を見たいのです。

僕がしてあげたいのに、息子を悲しませていたら世話ないよな。

という、反省の為のお話。

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