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息子の淡路探訪記 たこせんの里

3日も続けて淡路島のことばかり書いているのですが、息子の初旅行ですので色々と思い出が出来て嬉しい限りです。

明石海峡公園を出て車で40分ほどで
「たこせんの里」というおせんべい工場併設の直売所のような所へ向かう事となりまして。
息子は公園でたくさん遊んですっかり疲れてしまったのか、こくこくと後部座席で船を漕いでいるのです。
普段はお父さんが運転しているのですが、本日はおじいちゃんが運転してくれていますので息子の眠る寸前をしっかり見ることができました。

移動中も外の様子や海を見たそうに外を眺めていた息子が徐々に眠りに落ちていく姿を見れたのは、今回の旅行でしか味わえないものでした。
ついつい動画撮影をする為にお父さんは後部座席に釘付け。
結果として目的地に着く頃にはお父さんもチョイ気持ち悪くなったりもしたのですが。

そんなこんなでたこせんの里到着。
息子は相変わらず寝ていますが、車内に置いて行く事などできませんので。
靴も脱いだままお父さんが抱っこすることにしたのです。
コレが失敗だったとすぐに気づく事になるのですが…

駐車場から店内への移動中にお父さんに抱かれた息子がモゾモゾ。
やべぇぞ。と思った頃にはもう遅く。
お父さんの腕の中でふぇふぇ言い出しているのです。
眠たさに押されてしまい少し泣き出してしまい、何とか店内へ入るまでに宥めるというミッションが発生するのでした。

息子も落ち着きお父さんの腕の中でもう一度眠りに着きそうな雰囲気を感じたのですが、そこは店内に入ってしまうと息子の興味を引くものが大量にある訳ですから。
一瞬でシャキッとする息子。
とにかく何でもいいから触りたい!となるのです。

ですが息子は靴を履いていませんので下ろす訳にはいかないのです。
お父さんの腕の中で暴れる息子を抑えながらも店内を散策。

更にお父さんは失策をおかしていたのです。
こんなご時世ですから?
普段は行なっているせんべいの試食もやっていないと思うじゃないですか?
それなら買い物だけで済むからそんなに時間はかからないから抱っこでOKと思ったこと。
コレが大失策。

制限付きで試食コーナーが開設されていたのです。
たこせんの里は多種多様のおせんべいを製造販売していますので、試食コーナーも盛況ですし色々な種類を食べてみたいのも当然です。

かくして暴れる息子を抱えたまま試食巡りをする羽目になってしまったのです。
もちろん食べるのが大好きな息子が眼前いっぱいに広がるおせんべいに興奮しない訳がありませんので。
薄味のおせんべいを少し余分に頂き、お母さんと息子と一緒に試食を楽しむのでした。

その後のおせんべい購入時も息子との戦い。
靴を履かせれば良かったですし、もっと言えばベビーカーを持ってくるべきでした。

ある程度の遠出はしてきましたが、しっかり遊んで色々な所を訪ねる旅行は初でしたので学ぶことがたくさんありました。
準備の段階で車に積むものは多すぎて困る事はない、ということです。
それに比例して大人の持ち物は少なくなっていくのでしょうね。
とにかくお父さんは身軽でいないと息子の相手は務まらない事が良くわかりました。

そんな旅行も終わりの時が来ます。
帰りの車は息子もお母さんもおばあちゃんも後部座席でぐっすりお休みです。
おじいちゃんと旅行の感想を話しながら帰路に着くのでした。

息子がいっぱい遊んで楽しんで、疲れて眠っている寝顔がとても尊いものだと思いながら。
流石にお父さんまで寝るのは良くないよな、と。

必死に眠気に耐えたのでした。
そんな旅行のお話。

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