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子どもの体力に振り回される

今日はお母さんがリモートで作業をする日でしたので、息子と2人でお出かけ。
少し肌寒く前日の雨の影響で路面はまだ濡れている状態、と言ったところでしたので今日はドライブだけになるかなぁと思っていたのです。

しかし、いざ出発して車を走らせていると意外と道は乾いている部分も多くなってきて天気自体も晴れ間が増えてきましたので予定変更で車を降りてお散歩をすることに。

コインパーキングへ車を停めて、お父さんは備えあれば憂いなしタイプですので。
もしかしたら、を想定してお散歩セットも用意しておいたのです。
靴を履かせて、飲み物とタオル入りのカバンを背負い、何を触ってもいいようにアルコールティッシュを装備。
念の為オムツ2枚とお尻拭きも鞄にセットして、車から息子と降り立つのです。

急遽予定を変更したのでいつものお散歩コースではありません。
とりあえず歩かせたいけどどうしたものか。
確か近くに消防署があり、緊急車両も多く保有していたはず。
そこの見学をメインに周辺をたくさんウォーキングすれば良いのでは?と思い立ち息子の手を取り出発。

結論を言うと、めちゃくちゃ疲れたので当初の予定通りドライブデートをしておけば良かったかも。
それくらいお父さんは疲れたのです。

車を降りた息子は元気に歩きまくるのです。
そんな息子の興味を引くものは四方八方に存在する訳ですから。

まず、パーキング最寄りのコンビニに突撃して、何か欲しがるなら買ってあげてもいいかな。なんて様子を見ていたら梅酒を持ってきたり。
郵便局を通過する際には郵便ポストを4面全てから観察、指差しを行い、最終的にはチュウしようとするのを全力で阻止してみたり。
消防署への道がまぁまぁの坂道ですので、単純に息子のダッシュに合わせて登るのが大変だったり。

その上で到着した消防署では、遠目にハシゴ車の点検風景を観察した後は「もういいや」と言わんばかりにお散歩を再開するのです。
メインイベントの滞在時間3分程ですから。
潰さなければいけない時間は決まっている訳で、それはつまり息子の爆進お散歩の割合が増える訳で。

消防署を後にして、尚も爆進お散歩は続くのです

地元の人しかわからないのでは?と思うような長い階段を下り、所在不明な道に降り立ち更に進み続ける息子。
その道の先で運送会社の駐車場を発見し、大喜びで不法侵入を試みる息子を何とか取り押さえ。
更に、その先の道で発見した謎の池にてカモが泳いでいる姿を眺めてみたり。

結果、1番時間を過ごしたのは謎池のカモ観察となってみたり。
ホントに謎の場所まで突き進んで来た我が家の息子、お父さんすらココどこだよ?って場所で歩くのを放棄して抱っこを求めてくるのです。

子どもはペース配分とかないですから、全てを使い果たして後はお父さんに全てを託すのです。
これもお父さんの定めか…と思いながら抱っこをして来た道を戻るのです。
帰り道どんなもんかな、とウォーキングアプリで確認すると2キロ半程。
この距離をほぼノンストップで元気に歩き続けた息子にもビックリですし、それを抱えて帰らないといけない事実にもビックリです。

お父さんはいつも息子の溢れる体力(片道)に振り回されるのです。
それもどんどん体力(片道)が増えているので困ったものです。
マジ勘弁してくれ、と思いながらも。
帰宅後に、楽しかった人?と聞くと元気に挙手をして返事をするのを見ると、ついつい次回も頑張るかと思ってしまうのです。

帰宅する頃には息子の体力(片道)は回復して元気いっぱいに。
お父さんの体力(1日)は空に。
大体午前11時半くらい。

それだけのお話。

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