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これからが不安な話

毎日毎日、息子と過ごしていると不安なことがいっぱい湧いてきます。
普段生活するだけでも階段が不安。
異物を飲み込まないか不安。
お風呂で溺れたりしないか不安。
お散歩するときの事故が不安。

と、まぁ。
不安を挙げればキリがないのです。
何もかも不安だらけで過保護になってしまうのも仕方がないというものです。

もちろん未来のことも心配だらけです。
息子がどんな風に成長するのか。

幼稚園で周りの子と馴染めるのか?
小学校でイジメられたりしないか?
中学校でイジメる子にならないか?
どんな進路を選ぶのか?
悩んでばかりです。

息子にもやりたい事ができるでしょう。
そんな中で挫折することもあるでしょう。

息子が悩んだり苦しんでいる時に、相談できるお父さんやお母さんでいられるのでしょうか?
なんて不安に襲われ続けている訳です。

いつも思っていることですが、今後の息子に降りかかる災難や苦悩を全て跳ね除けてあげられたらどれだけいいだろうか。
そんな事を考えるのです。
お母さんからは、こんなお父さんは漏れなく過保護扱いされるのですが世の中の親は大体こんなものだと思っています。

とはいえ、最近の息子は少しイヤイヤ期の片鱗を見せて来ているのです。
やっぱり息子は成長していきますし、その中で自立していきお父さんやお母さんに頼らずに自分の力で頑張るようになるのでしょう。

そう思うと寂しい気持ちもあります。
ですが息子が強くなっていくならきっと良いことなのでしょう。

まだまだそんな段階の悩みを持つには全然早い時期だと思うのですが。
世の中にたくさんいる子どもや楽しそうに遊んでいる学生達を見ると、どうしても考えてしまうのです。

あんなに楽しそうに友達と遊べるように育ってくれるだろうか?
それもお父さんの勝手な価値観で願ってしまっているだけなのでは無いか?
ただ健康に産まれて育ってくれれば、それで良い
そう思っていたのですが望みも不安も尽きません。

親になるのがこんなに大変だと思わなかったのです。
眠れない、世話を見るのが大変。
これくらいの事は覚悟できていたのです。
いえ、想像よりも大変ですがそれでもある程度のイメージはできていました。

しかし、こんなにも精神的に苦しいものだとは想像できませんでした。
無事に産まれれば、あとは何とか育っていってくれるだろう。
程度に考えていたのかもしれません。

どんな生き方を選ぶかは息子のこれから次第なのですが、その為の道を用意するのはお父さんとお母さんの仕事です。
進路的なことだけではなく。
人間性が道を広げるのです。

もうすぐ息子が産まれて2年。
自分の子どもとはいえ、人の人生に関わるのってとんでもない責任だな。

って今更思っているお話。

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