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「えい、えい、おーぅ」

可愛いすぎる息子の動作。
そんなものは山ほどあるのですが、最近になって身につけためちゃくちゃ可愛い動作がありまして。
「えい、えい、おーぅ」をやってくれるようになったのです。

色々とお父さんやお母さんの言葉を真似てではありますがお喋りをしてくれるようになった息子へお母さんがこっそりと教えて練習させていたようでして。

これまでも習得するたびに
「い、た、だ、き、ま、しゅぅ」
とか
「あ、り、が、と、う、ご、ざ、ま、しゅぅ」
とか舌足らずながらもお披露目してくれてはいたのです。
その甲斐あって、今では先導しなくても自分でいただきますやごちそうさま。
おやすみなさいにありがとうございます。
などは自分で言うようになっているのですが。

そんな息子に
「えい、えい、おーぅ」
を完全に習得するまでお披露目しなかったお母さんには100点をあげたいですし、最高中の最高だと思っています。

そうしてようやくお披露目になった
「えい、えい、おーぅ」
なのですが、これが先にも言っているようにめちゃくちゃ可愛いのです。
めちゃくちゃ通り越してドチャクソくらい。

最近は朝グッスリタイプに切り替わった息子が珍しく早起きをしてきて、お父さんはお仕事に行かないといけないのでお母さんにも起きてもらう訳なのですが。
出発前に息子が寝ていると寂しくて憂鬱になりますが、起きていても「こんなに可愛い子を置いていかないといけないのか…」と憂鬱にもなるのです。

詰まるところ、お父さんは基本的に仕事に行きたく無いだけなのですが。

そんな憂鬱ながらにも
「行ってくるねー」
と2人に声をかけて出発するのです。
いつも息子が起きている時は玄関まで着いてきて、車やバイクに乗る段階ではリビングの大窓に貼り付きバイバイをしてくれるのです。

お母さんは大体キッチンから
「行ってらっしゃーい」
なのですが。

その日はいつもと違い息子とお母さんがお見送り。
お母さんが息子に
「お父さんお仕事だから応援してあげよ」
と語りかけるのです。
何かを出来るようになったのかな?
期待を胸に待っているところに。

「えい、えい、おーぅ」
なのです。
ウチの息子最高すぎないか?と思ってしまいます。
ちゃんと言葉だけでなく、えい、えいに合わせて腕を伸び縮みさせ、おーぅで拳を突き上げるのです。

完璧なえいえいおー、になっていました。
いつの間にかこんな事ができている様になっている事にも感動ですし、ちゃんと応援してあげようで理解している事にも感動です。

こんな応援されちゃったらお父さん頑張っちゃうぞ!となるのが一般的なお父さんでしょう。
我が家のお父さんは一味違いますから。

このウルトラ可愛い息子を一生見ていたくてホントに仕事に行くのを止めようか悩むのです。
もちろん許可される筈もなく、応援されても憂鬱な気持ちで仕事に行くのでした。

このお父さん応援する甲斐が無いわ。

息子が可愛かった事を書きたかったっていうだけのお話。

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